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2018年9月14日
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今年の世界のがん死亡は960万人に増加、高齢化や人口増で=WHO

[ロンドン 12日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の研究機関である国際がん研究機関(IARC)は12日、リポート「GLOBOCAN」を発表し、今年世界でがんにより死亡する人は960万人との予想を示した。これは、死亡男性8人に1人、女性11人に1人の割合となる。
今年の罹患は推定1810万人で、前回調査が行われた2012年の1410万人を上回る水準。12年の死亡は820万人だった。
IARCは、罹患と死亡の増加は社会・経済発展、人口増加と高齢化の進展など、複数の要素が原因と分析している。
また、新興地域では、貧困や感染によるがん発症から、より富裕な諸国で典型的な生活様式や食生活と関連したがんへのシフトがみられるという。
種類別では、喫煙が主因とされる肺がんと乳がんの発症が最も多いものに含まれ、ともに今年新たに210万人の罹患が予想されるという。
第3位は大腸がんの180万人、次いで前立腺がん、胃がんなどとなっている。
リポートは、禁煙キャンペーンや人パピローマウイルスのワクチン投与などの予防措置により、北欧と北米における男性の肺がんや、サハラ以南以外の大半のアフリカ地域における子宮頚がんの罹患率を引き下げられた可能性があるとしている。ただ、大半の国でがん全般の発症が増加しており、治療が必要な状況だと付け加えた。
今年の世界の男女合わせたがん発症の約半分と死亡の半分以上は、アジアで、その一因としてアジアに世界の人口の約60%が集中していることが挙げられるという。
一方、欧州の人口は世界の9%を占めるにすぎないが、がん発症は世界の23.4%、死亡は20.3%を占めている。米州の人口が世界に占める割合は13.3%、がん発症の割合は21%、死亡の割合は14.4%という。

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