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2014年9月8日
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変態殺人鬼と呼ばれた希代のモンスター、宮崎勤! マスコミの恣意的なアノ演出とは?

~事件記者が綴る暗黒のアナザーストーリー~

【宮崎勤と演出】

 1980年代後半から90年代初頭にかけて思春期を迎えた世代に強烈なトラウマを刻みつけた事件がある。

 1988年8月~89年6月にかけて、東京都北西部と埼玉県南西部で発生した連続幼女誘拐殺人事件。警察庁によって「広域重要指定117号事件」に指定された凶悪事件の容疑者として逮捕された男、宮崎勤の鬼畜ぶりに列島は騒然となった。

 幼女の遺体を陵辱し、遺体の一部を食べる――。

 メディアの前に現れた時の姿も恐怖心を煽った。伸びっぱなしの長髪に輝きを失った目。全身から漂う虚無感が、得体の知れない不気味な印象を与えた。

 そして、もうひとつ。カメラに映し出された宮崎の"聖域"が、「モンスター」としてのイメージを増幅させた。

 西多摩郡五日市町(現・あきる野市)にあった宮崎の住み家だ。

「宮崎の部屋は、父親が経営する地元の新聞社と実家の敷地内にあった。宮崎が逮捕されてすぐにマスコミが殺到。警察の現場検証が行われる前にカメラマンやテレビクルーが入り込んだことで、あの有名な『ビデオの部屋』の画が一気に広まることになった」(当時を知る新聞社デスク)

 うず高く積まれたビデオテープに囲まれた異様な空間。テープの総数は6,000本以上にも及んだという。その多くはアニメや特撮もののテレビ番組を録画したものだったが、一部に猟奇的なホラー映画や美少女アニメなども混じっていた。

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