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2017年3月23日
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【奇病】無限恐怖症「アペイロフォビア」がヤバすぎる! “永遠”を考えただけで錯乱、たった1つの治療法とは?

この不安感は、成長や加齢、死に対する感情とそれほど違うものではないでしょう」(ウィーナー教授)

 人間は未来を思考する能力を持つが、それにも限界がある。このことを誰よりも鮮烈に指摘したのは、ドイツの哲学者イマニュエル・カントだ。カントは、「時間・空間が無限かどうか」は人間の知性では判断できず、肯定しても否定しても「アンチノミー(二律背反)」に陥り、矛盾してしまうと喝破した。また、ブッダも「世界は永遠か?」といった無限を問う質問には沈黙を守ったと伝えられている(十無記)。

 アペイロフォビアの治療法は「自らの生に集中し、死を心配しないようにすること」だと先述したが、通常は成長するにつれ死の恐怖は徐々に薄まっていく。それに加え、人類学者アーネスト・ベッカーは、ピューリッツァー賞一般ノンフィクション部門を受賞した著書「The Denial of Death」(1973)で、現代人は文化、宗教、あらゆるエンターテイメントで気を逸らし、死を否定しながら生きていると語っているように、我々の回りには“気晴らし”のための道具が溢れている。

 このような状況ではむしろ、多少のアペイロフォビアは歓迎すべきかもしれない。この不安感を忘れることができず、哲学や物理学の世界に身を投じ、偉大な業績を残した学者は数多く存在する。これを機に少し気晴らしから身を引いて、 “永遠”や“無限”に思いを巡らしてみては如何だろうか?
(編集部)


※イメージ画像は、「Thinkstock」より

「【奇病】無限恐怖症「アペイロフォビア」がヤバすぎる! “永遠”を考えただけで錯乱、たった1つの治療法とは?」のコメント一覧 1

  • 匿名さん 通報

    不思議な世界だな

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