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2017年8月23日
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寒い部屋で金魚を飼えば、水槽の水がビールになる!? 体内で酒を作りだす金魚のメカニズムを理学博士が徹底解説!

――科学分野だけではなく、オカルト・不思議分野にも造詣が深い理学博士X氏が、世の中の仰天最新生物ニュースに答える

 金魚やその仲間の中には、体内でアルコールを作り出すことができるものがいる。寒い冬の間、凍てついた水中で生き延びるための特殊能力だが、つい先日、その能力の一端を解明する論文が発表された。このニュースは英「BBC」などでも取り上げられ、大きな話題となっている。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2017/08/post_14193.html】


■体内でアルコールを作る金魚やフナ

 金魚やその近縁種である野生のフナには、体内で乳酸からアルコールを作り出す特殊な代謝経路が存在する。寒さ厳しい北ヨーロッパの冬、氷が張った池や湖の水中は無酸素状態になるが、その中で3~4カ月にわたり生き抜くために身につけた特殊能力であるという。アルコールを生成する魚たちの血中アルコール濃度は、なんと100mlあたり50mgを超える。人間ならば多くの国で飲酒運転で捕まるレベルである。冬の凍てつく湖の中で、フナたちはへべれけ状態になっていたのだ。

 フナのアルコール生成能力自体は1980年代から知られていたが、その詳細は不明だった。だが今回、英リバプール大学とノルウェー・オスロ大学の合同研究チームは、金魚を含むフナ属の魚が体内でどのように乳酸からアルコールを作るのか、その分子生物学的なメカニズムを明らかにした。

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