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住宅ローン金利の引き下げ競争勃発 住宅の買い時はいつ?

2013年6月16日 18時59分 (2013年6月23日 19時05分 更新)

 国土交通省が5月31日に発表した2013年4月の新設住宅着工戸数は7万7894戸で前年同月比5.8パーセント増、また季節調整済年率換算値では93.9万戸、前月比3.9パーセントの増加となっている。とくに持ち家については、前年同月比17.5パーセント増と大幅に増加しており、住宅着工戸数は、8ヶ月連続で前年同月の水準を上回った。


 個人の住宅購入意欲を後押ししているのは、2014年4月に8%、15年10月には10%にまで引き上げられることが決定している消費増税も一因だが、一方で、大手銀行などが住宅ローン金利を引き上げる動きを見せるなど、住宅購入意欲を抑制する場面もあり、二の足を踏む消費者も多かったようだ。


 ところが、6月に入ると今度は一転して、大手銀行で住宅ローン金利の引き下げ競争が始まった。


 口火を切ったのは三井住友銀行<8316>で、これまでの年1.5パーセントだった固定型3年の住宅ローンの最優遇金利を一気に0.6%にまで引き下げたのだ。これに慌てた三菱東京UFJ銀行<8306>とみずほ銀行<8411>も、三井住友に追随するかたちで、6日にそれぞれ同水準に引き下げる方針を表明している。


 この背景にあるのは、日銀による金融緩和策だ。


 日銀は11日、金融機関の貸出増加を支援するための資金供給制度の初回貸し付け予定額が3兆1519億円になると発表した。黒田東彦日銀総裁は「金融機関の積極的な需要がみられている」と評価しているが、各銀行に対する貸出増加の圧力とする見方もある。

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