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2017年に自動車生産を終えるオーストラリア。最後のトヨタの声明とは

2014年12月7日 09時37分 (2014年12月22日 08時01分 更新)

 トヨタは今年2月10日に、「2017年末までにオーストラリアでの車両・エンジンの生産を中止する」ことを発表した。残念ながら……である。自動車生産会社の最後の砦「TOYOTA」が撤退決定したことで、オーストラリアの自動車生産産業が消滅するということになる。


 現地生産中止後、Toyota Motor Corporation Australia Ltd.(TMCA)はトヨタ車の輸入・販売会社として活動を継続する。TMCAは1959年に設立され、カムリ・ハイブリッドなどの生産を行なっていた。撤退の理由としてトヨタでは「厳しい市場環境や豪ドル高、今後、オーストラリア自動車産業全体において市場規模の縮小が見込まれる」ことを挙げた。


 その撤退発表の際に、TMCAの安田政秀社長は、「われわれは事業変革のためにできる限りのことを行なったが、現実にはわれわれがコントロールできない要素があまりに多く、オーストラリアでの自動車生産を断念する」と声明した。同時にトヨタ自動車の豊田章男社長も「これまでオーストラリアで(トヨタ車の)生産を続けるべく全力を尽くしてきた。しかし、市場環境などを勘案し、厳しい決断をした」と語っている。


 オーストラリアでは自動車メーカーの生産撤退が相次ぎ、前述のGMほか、米フォードも2016年10月までにオーストラリア2工場を閉鎖すると発表。2008年には三菱自動車が撤退している。GMとフォードの発表を受け、部品調達先などの問題からトヨタも追随するという懸念が広がっていた。

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コメント 3

  • 匿名さん 通報

    トヨタもやはり数字だけで判断しとるな。残り物には福が有ると言うけど、最後に残った一社なら細々とでも残しておいたほうがええと思うで。それにしても南半球では何でうまく行かないんやろな。

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  • 匿名さん 通報

    豪州では80%が日本車だよ。彼らは日本製が大好きだし、その品質の良さをとても信頼している。 撤退?!どこかの圧力か?オージーは船遊びが好きだから個人用のボートやヨットを販売してみたらウケルと思う。

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  • 匿名さん 通報

    人件費の生産力がない。 国土対しての人口があまりにも少なすぎる。 ケーニグセグ・マクラーレン・ブガティー・パガーニのように少量生産でも付加価値が高い車を売るような体制を求む。

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