0

自殺者数6年連続で減少 22年ぶりに2万2000人下回る

2017年1月31日 07時46分 (2017年2月18日 19時00分 更新)

 警察庁と厚生労働省によると2016年の全国の自殺者数は15年と比べて2261人減少し、2万1764人であった。自殺者数は6年連続で減少しており、22年ぶりに2万2000人を下回った。男性が1万5017人、女性が6747人だった。


 動機は健康問題が1万63人、経済・生活問題が3234人、家庭問題が3053人、勤務問題が1839人という結果になった。健康問題については前年と比較すると1128人減少しており、厚労省自殺対策推進室は「かかりつけ医らによる、うつ病患者の早期発見・治療につなげる対策の結果がでているのではないか」と分析している。
 
 経済・生活問題では539人減少という結果となった。昨年11月には有効求人倍率1.41倍と、25年ぶりの高水準、失業率も3.1%と21年ぶりの低い水準を維持しており、雇用情勢の改善も自殺者数の減少に繋がったと思われる。
 
 年齢別では40歳代が3442人と最も多く、次いで50歳代が3345人、60歳代が3323人という結果となった。働き盛りであると同時に、健康上の問題も表面化する年代であることが要因だろうか。
 
 警察庁が自殺者数の統計を取り始めたのは1978年。97年までは年間2万人~2万5千人を推移していたが年々増加傾向にあり、98年からは3万人を超え、以降14年間の自殺者は3万人台を記録していた。過去最も自殺者が多かったのは03年の3万4427人であったので、ピーク時と比較すると1万2000人も減少しているので喜ばしい傾向ではあるが、諸外国と比較するとまだまだ自殺率は大きい。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!