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電子書籍なのにホチキス綴じ!? 徹底してレトロな攻略本が素敵〈LA-MULANAインタビュー前編〉

2011年6月20日 11時00分 ライター情報:池谷勇人

せっかくなので「公式ガイドブック(基礎知識編)」の小ネタをちょっと紹介。1:電子書籍なのにちゃんとホチキスでとめてある! 2:ゲーム画面はテレビから直撮り 3:攻略マップがツギハギ 4:裏側の文字がちょっと透けて見える 5:写真の切り抜きセンスが古い! 6:ちゃんと折り返しのページには「ホチキスの裏側」が!

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明日6月21日は、Wiiウェア「LA-MULANA(ラムラーナ)」の発売日だ!
「ラムラーナってなぁに?」って人は、エキレビライターの米光一成さんが昨年、「ラムラーナ」を開発したアスタリズムの楢村匠さんと対談してるのでそっちを見てね。

で、その「ラムラーナ」の公式サイトで先週から、楢村さんが作った「公式ガイドブック(基礎知識編)」が配布されてるんだけど、これがとにかくすごいすごい!
なにがどうすごいのか?
まず電子書籍なのに、なんか中古ゲーム屋で買ってきたみたいにボロボロ!
電子書籍なのによく見ると裏のページがちょっと透けて見える!
中の文章も「あいているところは君自身が冒険の中で見つけてみよう」とか「博士の日記はここで終わってしまったが、この先も冒険はまだまだ続く」とか、肝心なところが投げっぱなし!
とにかく電子書籍なのに、まるでファミコン時代の攻略本を手に取っているような、レトロ感溢れる仕掛けが満載。これ、ふつうに書籍として発行するよりよっぽど手間がかかってるよ!

いったいなぜこんなモノ(褒め言葉)を作ろうと思ったのか? せっかくなので開発元のアスタリズムにおじゃまして、楢村さんからいろいろとお話をうかがった。

「レトロ風」へのこだわり

――このガイドブックって、どうやって作ったんですか? 表紙のところ、ちゃんとホチキスで綴じてあったりしますよね(写真1)。
楢村 これ実は合成なんですよ。ほかの本からホチキスのところだけスキャンして、切り抜いて貼り付けたんです。
――えええ! 全然わからない。一度ホントに製本して、それをスキャンしたのかと思った。じゃあ、この紙の微妙なふくらみとか、汚れとかは?
楢村 これもね、僕がぜんぶ手で塗ってるんです。デザイナー時代に、テレビドラマのホームページを担当していたことがあって、そこに昔の古文書とかがよく出てきたんですよ。だからこういう、よごしてそれっぽく見せるテクニックをいっぱい知ってるんです。
――言われなきゃわかんないなあ。
楢村 あと画面写真も、わざわざ一度テレビに映して、それをじかにカメラで撮影してたり(写真2)。
――そうそう、これもすごい。昔のゲーム雑誌や攻略本って、テレビの画面を直撮りしてたんですよね。だから拡大すると画素のツブツブが見える。
楢村 最初は加工しようと思ったんだけど、なかなかこの味が出なくて。だったらもう実際に撮影しちゃった方が早いなと。

ライター情報

池谷勇人

ゲーム業界を中心に活動するフリーライター、でしたが、2012年にITmediaへ入社。現在はゆるふわニュースサイト「ねとらぼ」で記者をしております。

URL:Twitter:@tekken8810

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