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ゲーム業界をめざす君へ。就活の「素振り」をする優しいイベントがあります

2014年3月6日 11時00分 ライター情報:小野憲史

学生とプロ、あわせて100人近くが集まった「ゲーム業界をめざす君へ2014春」

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ゲームクリエイターになりたい! でも、どうやって?

そんなに難しいことじゃありません。エントリーシートを提出して、筆記試験と面接を受けて・・・。就職活動自体は、他の業界とかわりません。漫画やアニメなどと違い、ほとんどが会社雇用の社員クリエイターという点が、ゲーム業界の大きな特徴なんですよ。

ただ、「クリエイター」というだけあって技術職ですから、ほとんどの企業で作品提出が求められます。企画書や自作ゲーム、CG、デザイン画などです。ここで多くの学生が困っちゃうんですよね。作り方がわからない。自分のレベルが通用するか不安。相談できる友達がいない・・・。こんな状態で就活に挑んで、ボコボコにされてしまう。人によっては今、まさに修羅場の真っ最中かもしれません。

そんな学生に対して、就活の「素振り」をするイベントが3月1日に開催されました。東京・渋谷のGMO Yoursで開催された「ゲーム業界をめざす君へ2014春」(主催:同実行委員会)です。学生が個人制作の作品を持参して、プロに批評してもらったり、アドバイスがもらえる内容で、当日は学生が約60名、プロが約30名参加。午前11時から午後7時まで、みっちりと交流が行われました。

イベントは二部構成で、前半は学生が机に座って作品を展示し、プロが周回して気になった作品を批評していく展示会方式。後半は逆にプロが着席し、学生が列を作ってプロに質問できる面談形式です。机は「ゲームデザイナー志望」「プログラマー志望」「アーティスト志望」の3グループで固められ、職種をまたいだ面談も可能。そもそも、こういったイベントに参加する時点で、かなり意識が高い学生ばかりなので、みな大いに刺激を受けたようです。

イベントの発起人は元カプコンで「バイオハザード3」などの開発に携わり、現在は「傭兵」として大手企業を渡り歩いている、ゲームデザイナーの川村泰人さんです。ゲーム専門学校で講師経験もある川村氏は、学生に刺激を与えられる場所を作る必要性を実感し、2011年秋から有志を募って、年一回の学生向けイベントを実施してきました。

当初は学生がプロの講演を聴く座学形式でしたが、2013年秋から作品を介した交流形式に移行しました。その時に学生もさることながら、思いがけずプロからも評判が良く、半年後のこの時期に開催が決まったそうです。

そうなんです。参加したプロはゲーム業界の第一線で活躍している、油の乗りきったクリエイターばかり。

ライター情報

小野憲史

主夫ときどきゲームジャーナリスト。趣味でNPO法人IGDA日本代表

URL:Twitter:@kono3478

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