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小太りが一番長生きする。高須院長が断言

2012年10月18日 11時00分 ライター情報:米光一成

『その健康法では「早死に」する!』(高須克弥/扶桑社)「小太り」が一番長生きできます! イエス! 高須クリニック!

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「小太り」が一番長生きできます!
「ナンバーワン!」ってバシッと一本指立て断言する高須クリニック院長の写真がドン!

そんな帯の本、『その健康法では「早死に」する!』が凄い。
著者は、マンガ家の西原理恵子との熱愛宣言でいま話題の高須克弥院長
読んでよかった!

衝撃なのは、厚労省の研究班が行った大規模調査だ。
宮城県内の40歳以上の住民5万人が対象。12年間にわたって健康状態を調査した。
肥満度の指標BMIごとに40歳時点の平均寿命を分析すると、
なんと男女とも、以下のような結果だったのである。
“「小太り」が一番長命で、普通体重が2番目、肥満が3番目で、やせている人が一番短命”
えええええー!
“「小太り」が一番長命で、普通体重が2番目、肥満が3番目で、やせている人が一番短命”
えええええー!
“「小太り」が一番長命で、普通体重が2番目、肥満が3番目で、やせている人が一番短命”
えええええー!
あまりの驚きに三度繰り返した。
私はやせてるショックである。
なにしろ「普通体重が一番長生き」ですらないのだ。
「小太り」が一番長命
そ、それって、ええっ、冷静に考えてみよう。
BMIの指標で「小太り」になってる人が、ベスト、つまり「いい体重」ってことなんじゃないか!
“「肥満は悪」という風潮はつくられた”と高須院長は言う。
メタボリック症候群はアメリカ国民のものだ、と。
アメリカ人の3分の2が肥満で、そのうち病的な「超肥満」が3分の1にのぼる。そして、死因の一位が心筋梗塞。
だから、超肥満退治としてのメタボ対策は有効だ。
“一方、日本人の死亡原因の3分の1は「悪性腫瘍」であり、肥満との関連が指摘される「心筋梗塞」は8%にすぎない”。
だから、日本でメタボ対策は、“目標設定すべき方向性が完全にズレて”いる
それどころか、がんや肺炎は、治療の過程で体力を消耗する。だから、メタボ対策の目標体重では「不足」である、と!
“日本では健康優良児は丸々太っており、かっぷくのいい日本男児やぽっちゃり女子が健康の証しでした”。

“一日に一食しか食べないで腹ペコにしておくと、若返って長生きできるとかいう、おかしな健康法が流行しているそうです。医師として申し上げます。そんなことは、ありえません”

栄養が不足すれば体力が低下する。当然のことだ。
“標準体重以下の人で、ダイエットしている人は、その分「死」に近づいていると言っても過言ではありません”
糖尿病になる危険性が増す。

ライター情報

米光一成

ゲーム作家/ライター/デジタルハリウッド大学客員教授。代表作「ぷよぷよ」「BAROQUE」「想像と言葉」等。

URL:Twitter:@yonemitsu

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