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炒める、焼く、ゆでる、放置する? 超絶簡単レシピで家呑み道場

2012年10月22日 11時00分 ライター情報:オグマナオト

『家呑み道場』(給食系男子/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
急いで家に帰りたくなる“テッパン酒の肴&おかず"125点。 (ほぼ)2ステップでできる早・安・旨レシピ集

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この夏、20代男女を対象に実施された調査によれば、54%(男性に至っては64%)が週1回以上「家呑み」をしているという(ライフメディア リサーチバンク調べ)。
また、日本政策投資銀行がまとめた酒類業界のデータ分析によると、この10年間で年々減少する「外呑み」消費量に対し、「家呑み」消費量は増加傾向。2010年度には遂に「家呑み」消費量(3,938百万リットル)が「外呑み」消費量(3,779百万リットル)を逆転した。

世は戦国の「家呑み」時代。
若者の酒離れ、なんてことを伝えた週刊誌もあったけど、家で一人で、または家族と一緒に呑んでいる人が増えているだけなのだ。

家呑みって自分のペースで呑めるし、経済的にも助かるんだけど、やっぱり困るのは「酒のつまみ」。毎日乾き物じゃ飽きるし、食事の余り物だとなんかわびしい。かといって、冷蔵庫の残り物でできるレシピは何かないかなぁ、なんてレシピサイトを調べてみて、調理工程数が5つも7つもあるとそれだけでゲンナリしてしまう。家から帰って、すぐにビールが呑みたいんだよ、美味しいおつまみとともに。

そんな状況にピッタリのレシピ本が登場した。その名も『家呑み道場』。《「帰って、即!」のかんたんおつまみ》の副題の通り、ほとんどのレシピの調理工程がなんと【2ステップ】でまとめられている。

本書は、「自炊で食費が40万円浮く!」というふれこみでレシピ本としては異例の大ヒット(7刷&約8万部)を果たした『家メシ道場~1食100円でかんたんごはん』の第2弾。
以前レビューでも紹介したのだが、『家メシ道場』もわずか【3ステップ】で毎日のおかずが調理できてしまう手軽さが売りであり、驚きだった。でも、今回はさらにその上を行く【2ステップ】でできるという謳い文句に、「無理すんな!」って思わず言いたくなったほど。

でも、実際に作ってみるとどれも本当に簡単に調理できるものばかりで、しかも美味しい!
「ブリの照り焼き」や「湯豆腐」といった定番メニューはもちろん、酢豚ならぬ「酢鶏」や「告白オムレツ」「炒めない焼うどん」といった独創的でユニークなレシピ、市販のアジフライやコロッケを使い回すレシピなどなど、今作も充実度満載。また「呑み」というテーマ設定はなされているものの、ほとんどのメニューは普段の食事の「おかず」にもなる逸品ばかり。家族にふるまってあげるのもオススメです。

簡単で美味しい、という以上にこのレシピ本が優れているのが「検索性」。

ライター情報

オグマナオト

福島県出身。『週刊野球太郎』『web R25』を中心にスポーツネタ、野球コラムを寄稿。構成した本に『木田優夫のプロ野球選手迷鑑』『福島のおきて』など。

URL:Twitter:@oguman1977

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