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マックスむらい以上のアイドルだった高橋名人「コロコロアニキ」が今号も熱い

2016年3月17日 10時00分 ライター情報:北村ヂン
子どもっていうのはバカなもんで、これほど荒唐無稽なストーリーなのに「『高橋名人物語』とタイトルがつけられているからには実話に決まっている!」と信じちゃうから怖い。

ボクも「ウンコで150匹セミを捕まえたというのは嘘だろうけど、まあウンコで30匹くらいは捕まえてたんじゃないか?」と、ウンコでセミをとっていたこと自体はまったく疑ってなかったもん。

そんな、当時の記事や写真、漫画でファミコンブームのワクワク感を思い出させておきながら、「吉田豪 VS 高橋名人」対談で高橋名人逮捕説や死亡説の裏話をぶっちゃけちゃうのは、大人向けの「コロコロアニキ」ならではか。

「ボンボン」がガンダムで好調なら、こっちも出しちゃえ!


特集以外の連載漫画も相変わらず好調で、「あまいぞ!男吾」「ハイパーダッシュ!四駆郎」「爆走兄弟レッツ&ゴー」など、大きくなったコロコロ少年には感涙モノ。

特に、のむらしんぼ先生の「コロコロ創刊伝説」は、当時の「コロコロ」裏話がバンバン登場するから見逃せないのだ。

今回は「コミックボンボン」「100てんコミック」などライバル誌が続々創刊してきて「コロコロ」がピンチに。

ガンプラブームで勢いづく「コミックボンボン」に対抗すべく、「超人キンタマン」に登場させた、思いっきりガンダムっぽいロボット「オガンダム」の運命は……。

「あっちがガンダムで好調なら、こっちも出しちゃえ!(無許可で)」という、今だったら考えられない大ざっぱな話だが、ちょっとデザインが似ているくらいですぐに炎上させまくる昨今のネット界隈の人たちも、このくらいおおらかになってもいいんじゃないの? ……と思ってしまう。

その他、清原和博逮捕の影響で休載になってしまった「かっとばせ!キヨハラくん」の河合じゅんじ先生の読み切り短編や、「月刊ホビージャパン」での連載などでお馴染みの戦場劇画の巨匠・小林源文先生がゲーム「ワールド・オブ・タンクス」とのコラボ漫画を描いていたりと、まさに大人のための「コロコロコミック」なのだ。

今のところ4か月ごとの発売となっている「コロコロアニキ」だが、いっぱい読者が増えれば3か月ごとになるかも……とのことなので、元・コロコロ少年たちはみんな買うべき!
(北村ヂン イラストも)

ライター情報

北村ヂン

群馬県出身。ライター&イラストレーター。珍奇でバカでサブカルチャーなものが主な取材対象。「デイリーポータルZ」や「日刊サイゾー」などで執筆中。

URL:Twitter:@punxjk

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