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ジャージが常にはだけているのは、いつ風が吹いてもなびくようにだ「大東京トイボックス」完結記念レポ

2013年10月2日 11時00分 ライター情報:オグマナオト

9月29日、新宿ロフトプラスワンで行われたトークイベント「仕様を一部変更する!! ナイト」で即興イラストを描く漫画家、大田垣康男。両サイドで解説をする森田崇(左)と、うめ・小沢高広(右)。のり塩をほおばる妹尾朝子。左下が大田垣康男・画【依田敦史・金田正史】。右下が森田崇・画【天川太陽・仙水伊鶴】。

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「完結して、皆さん涙腺が緩んでいるところかと思います。『大東京トイボックス』完結! おめでとうございまーす! 乾杯ッ!!」

かんぱぁーーーい
おめでとーーーー
おつかれさまーー

乾杯の音頭を務めたブルボン小林の発声とともに、主人公・太陽の好物であり、作者うめが自腹で用意した「コイケヤのり塩」とグラスをかかげる150人超のトイボファン。会場の魂は、間違いなく合っていた。

ゲーム業界を舞台にした働く大人たちの群像劇として人気を集め、2012年のマンガ大賞で2位にも輝いた『大東京トイボックス』。「週刊モーニング」連載時(前作『東京トイボックス』)から数えると足掛け8年のロングラン連載となったこの作品も、7月30日に発売された「月刊コミックバーズ9月号」で大円団を迎えた。そして先日、『大東京トイボックス』最終10巻が発売(短編集『大東京トイボックスSP』と同時に9月24日発売)されたことを記念し、9月29日、新宿ロフトプラスワンでトークイベント「仕様を一部変更する!! ナイト」が行われた。

作者「うめ」こと、小沢高広(脚本・演出担当)と妹尾朝子(作画担当)の二人が、ゲストを交えて語り合う4時間超。
第一部はコラムニスト・ブルボン小林による【トイボ・末端通信】。東京FMでレギュラーを持つ、マンガにまつわる“誰も注目しないであろう”末端の情報をすくいあげる番組「コミック末端通信」の出張版だ。
第二部はスタジオG3のモデルでもあるゲーム会社・アクワイアの代表・遠藤琢磨と、サイバーコネクトツー代表・松山洋を交えての【ゲーム屋から見た大東京トイボックス】。
そして第三部は、「ビッグコミックスペリオール」で連載中の『機動戦士ガンダム サンダーボルト』が話題の漫画家・大田垣康男と、『怪盗ルパン伝 アバンチュリエ』が今年、「イブニング」から「月刊ヒーローズ」へと(トイボのように)移籍を果たした森田崇を交えての【漫画家から見た大東京トイボックス】。

コラムニスト、ゲーム業界、マンガ業界。三者三様の視点から、改めて『大東京トイボックス』の魅力を振り返っていく。
魅力と言ってもひとことで言い表せないのが『大東京トイボックス』。ゲスト登壇者がそれぞれ挙げた「好きなシーン」がひとつも被らなかったところがそれを物語っている。それぞれ3つ挙げた中から、ひとつずつピックアップして振り返ってみたい。

《本気で怒るとほほえむんだよねー あの人》(ブルボン小林セレクト/大東京トイボックス2巻・18P)
コラムニスト・ブルボン小林のオススメシーンは、仙水伊鶴が七海姐さんを評したこのセリフだ。

ライター情報

オグマナオト

福島県出身。『週刊野球太郎』『web R25』を中心にスポーツネタ、野球コラムを寄稿。構成した本に『木田優夫のプロ野球選手迷鑑』『福島のおきて』など。

URL:Twitter:@oguman1977

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