今注目のアプリ、書籍をレビュー

0

「ネットでライターやってるんだー。それってブログ?」若手ライターはいかに生きるべきか

2014年11月5日 10時50分 ライター情報:小野憲史

ビール片手にぶっちゃけトーク! 米光一成(左)と青柳美帆子(右)の濃密な赤裸々トークが続いた「若手ライターはいかに生きるべきか」

( 1 / 3 )

[その他の写真を見る]

「月にこれだけでいいの!?」と青柳美帆子は叫び、「ライターは言葉で世界をデザインする仕事」と米光一成は語った。

11月1日に高円寺パンディットで開催されたトークライブ「米光一成×青柳美帆子『若手ライターはいかに生きるべきか』」の内容は、たぶんこの一行で済むんじゃないかなーと思います。いやー深い、そして生々しい! そして会場のベテランライターからのツッコミに、真っ正面から切り結んでいく青柳美帆子は美しい! 自分もライターの端くれとして、久々に良いモン見せていただきました。

ちなみに当日の模様は、同じくライターの与儀明子が壁に貼られた模造紙に議事録をとり(これがイラスト付きで味があるんだ。手書き文字っていいね!)、電子書籍配信プラットフォーム「電書カプセル」で配信済み。頭から終わりまで丁寧にまとめられています。たぶんライター志望の学生や若手ライターにとっては、そっちを読んだ方が勉強になるんじゃないかな。本稿では忙しい人向けにポイントだけを紹介しましょう。

宣伝会議「編集・ライター養成講座プロフェッショナルクラス」専任講師で、パズルゲーム「ぷよぷよ」の生みの親として知られる米光一成(1964年生まれ)と、エキレビで赤丸急上昇中の青柳美帆子(1990年生まれ)が、若手ライターの現状を赤裸々にトーク。会場には若手からベテランまで30名近くのライター・編集者が参加。途中から観客席からもポンポンとコメントが乱れ飛び、3時間あまりの時間があっという間にすぎてしまいました。

もともと「米光サンのファン」で、「ワセダミステリクラブ出身で漠然とモノ書きに憧れがあり」「ライターになれるチャンスがあるらしい」という理由から、前述のライター講座に飛び込んだ青柳美帆子。2012年4月6日にエキレビ「『ヒルナンデス!』で佐藤かよと内田里央が腹黒バトル」でめでたく商業媒体でのデビューをはたします。

その後も「サブカル(映画・アニメ・漫画)」「イベントレポ」「女子とエロスと社会」「少女革命ウテナ」を強みに記事を発表中。今や年間100本の(約3日に1日の締切!)記事を上梓するまでに成長しました。(勝手に)ライバル視しているオグマナオトからも「青柳美帆子には積極性と持続性がある」と賞賛されたほどです。

しかし、そこはそれ前途あふれる24歳。大学院で古典文学も研究中で、いわゆる「新卒カード」も所持しています。体調不良でライター業を一ヶ月ほどお休みした時は、収入のハンパない落ちっぷりにフリーで働く厳しさも突きつけられました。

ライター情報

小野憲史

主夫ときどきゲームジャーナリスト。趣味でNPO法人IGDA日本代表

URL:Twitter:@kono3478

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!