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「花燃ゆ」大奥編スペシャル企画・異例の女性記者オンリープレスミーティングに行ってきた

2015年8月1日 07時50分 ライター情報:木俣冬
吉田松陰(伊勢谷友介)、高杉晋作(高良健吾)、久坂玄瑞(東出昌大)・・・と幕末を彩る激烈な男たちの存在感のなかで、彼らを見つめ支える健気なポジションを守ってきた文(井上真央)が、美和と改名し、毛利家の大奥に入り、いよいよ主役の本領発揮となりそうな大河ドラマ「花燃ゆ」(NHK 日曜夜8時〜)。

幕末男子の世界から一転、幕末女子たちの世界へと様変わり。キレイな着物姿の美和は、これまでのマスコット的な役割とは印象がかなり違ってきた。

今後、陰謀渦巻く女社会のなかで、美和が持ち前の知恵を生かして立ち回り、めきめき出世していく痛快な物語になっていくにあたり、8月2日(日)放送の31話の先行試写と、井上真央がドラマの見どころやいまの心境を語るプレスミーティングが行われた。
取材のあと、記者全員とツーショット撮影を行うサービスも行った井上真央。
選挙活動のような地道さ。

史実なんです


女性記者ばかりを集めた異例のプレスミーティング(場所はNHKの貴賓室!)に集まった30人強の女性陣を見た小松昌代プロデューサーは「女性専用車両みたいですね」。
井上真央は「ケーキがあればよかったですね」と笑い(ペットボトルのお茶が配られました)、リラックスした空気のなかで取材開始。

「派手にしようとして大奥を描いているわけではなく、史実なんです」と小松Pの前置きがあり、実際、美和が文時代、長らく地味に耐え忍んできた意味が大奥で生きてくる。

兄・吉田松陰、夫・久坂玄瑞・・・愛するひとたちが次々と志半ばにして亡くなっていく姿を目の当たりにしてきた美和。
井上は「みんなが命をかけたものを、亡くなったみんなの代わりに見なくてはいけないという使命感をもって生きてゆくことになります。みんなの代わりに、新しい日本と日本人をつくっていくという、彼女の志がどんどん大きくなっていくんです」と語る。
27話「妻とのたたかい」では、井上いわく「自分の無力を思い知らされ、過去の自分を捨て、大奥に入った」美和。椋梨藤太(内藤剛志)になじられて、雨に濡れた地面をバンバン叩いたのは、感情が昂った井上が思わずやってしまったアクションだったそう。

心理戦がスリリング


そして、31話「命がけの伝言」。
にっくき椋梨による粛正が続き、小田村伊之助(大沢たかお)の処刑が決まる。大奥の先輩(江口のりこ)から、椋梨に毒を盛るようにもちかけられたとき、美和はどうする? 
クセ者だらけの宴の場での心理戦がスリリングだ。

美和がいろいろ考えを巡らせながら決断し行動に出る姿を、井上がじつに鮮やかに演じている。

ライター情報

木俣冬

『みんなの朝ドラ』5月17日発売。その他の著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』など。

URL:Twitter:@kamitonami

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