今注目のアプリ、書籍をレビュー

0

アラフォーが20代男と逃避行…夢のドラマ「ふれなばおちん」1話

2016年6月29日 10時00分 ライター情報:木俣冬
プレミアムドラマ「ふれなばおちん」(NHK BS プレミアム/火/よる11時15分〜)
原作 小田ゆうあ 脚本:安達奈緒子 
『ふれなばおちん』小田ゆうあ(全10巻)講談社 

禁断の恋ドラマが何作もあった4月期。7月期にもまたありました。
「ふれなばおちん」です。
「触れられただけで恋に落ちてしまう女性の様子」という意味のちょっと風変わりなタイトルを冠した漫画を原作に「リッチマン、プアウーマン」「失恋ショコラティエ」「その男、意識高い系。」などを書いた安達奈緒子が脚本化し、1話30分、全8回で見せる。
ふたりの子持ちの平凡な主婦・上条夏(長谷川京子)は家族が何よりも大事だったはずなのに、ある時、引っ越してきた若い男(成田凌)によろめいてしまう。
第1回「隣の男」では、開始早々、いきなり薄暗がりのドメスティックな部屋で、家族が大事、恋(不倫)なんて考えられないと全力で拒絶する主人公夏。
「いくつになっても女とか、美容院で見る雑誌やテレビの中のお話ですよ。恋なんてほんとうはもうそんなに大事じゃない」などと言いながら、結局、男に抱きしめられてキスされてしまう。

そこから話は1ヶ月前へと遡る。
夏は、年頃の娘にがっかりされるような、見た目に全然構わない“おばさん”。
ある日、夏は、知り合いの主婦・小牧さん(戸田菜穂)が夫と子供を置いて恋人と家を出てしまったことを知る。
そういえば、小牧さんの下の名前を知らない、ケータイには、小牧さんの子供の名前しか書いてないという主婦でお母さんである女の寂しいリアル、乾くかなと思いながら夜に部屋干しているリアル描写の後、小牧さんから電話。
なんかごちゃごちゃ言う夏に、「私が男の人といるのわかってて、そういうこと言うの。なんかそういうの ちょっとやだった」と言う小牧さん。

「この電話は助けてほしくてかけてるんじゃないの、今の私を誰か知ってよってそういう電話」と言う。小牧さんはすっかり解放されているようだ。

「あのね私もうね今最高なのめちゃくちゃに」「好きな人と愛しあってるの、今も」
 のろける小牧さんに「愛? やだ小牧さん、何言ってるの そんな人じゃないでしょ 結婚してるのよ もうそんなんじゃないでしょ 家族守るのが責任でしょ」とかまととぶった言い方で責める。
対して小牧さんは「責任で満たされるの?」と反論。「女としてほんとうに満たされるのってこういうことなんだって」と自慢し、最後に「私の名前・・・なっちゃん、私の名前覚えてないんだね」と捨て台詞。

ライター情報

木俣冬

『みんなの朝ドラ』5月17日発売。その他の著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』など。

URL:Twitter:@kamitonami

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!