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「キングコング:髑髏島の巨神」こんどのコングはすっごく大きいの!

2017年3月25日 10時00分 ライター情報:とみさわ昭仁

こんどのコングはすっごく大きいの!


ついに『キングコング:髑髏島の巨神』の公開だ!
日本版のポスターは、怪獣イラストの第一人者である開田裕治氏が手掛けたことでも話題を呼んだ。映画に登場するモンスターを豪快に配置して、オール怪獣大進撃な趣のポスターは、日本のファンのみならず、ジョーダン・ボート=ロバーツ監督本人も絶賛。上映劇場の前などで、通行人の視線を引きつけている。

皆さんは「キングコング」ときいて、どのコングを連想するだろうか? 1933年のオリジナル『キング・コング』かもしれないし、1962年に東宝が作った『キングコング対ゴジラ』かもしれない。世代によっては、1976年のギラーミン版『キングコング』を挙げる人もいるだろう。2005年のピーター・ジャクソン版『キング・コング』の圧倒的な映像も、まだ記憶に新しい。

ぼくが「キングコング」ときいて真っ先に思い浮かべるのは、「♪ウッホ〜、ウホウホ、ウッホッホ〜」の掛け声が勇ましい、1967年のアニメ版だ。当時、小学校低学年だったぼくは、毎週の放映を夢中になって見ていた。コングは、ゴジラのように熱線を吐いたりしない、ただの大きなゴリラなんだけど、なぜか惹きつけられてしまう不思議な魅力をもった存在だ。

そんなふうに、様々な作品で愛されてきた「キングコング」の新作が、ついに公開された。『キングコング:髑髏島の巨神』である。すでに予告編を見た人ならわかるとおり、こんどのコングはものすごくデカイのだ。なんと身長31.6メートル! 身近な建造物と比較してみると……。

東京スカイツリー …… 634メートル!

いやいやいや、ちょっと無茶しすぎた。あれは世界一の高さが自慢の塔だから、ここで比較に出しちゃいけない。東京タワーなら……333メートルだから、これでもまだ高いか。タワーと比べようとするからいけないんだね。

サンシャイン60 …… 239.7メートル。
京王プラザホテル …… 179.6メートル。
国会議事堂 …… 65.5メートル。

なんだか国会の半分しかないと思うと、まるで「巨大!」って感じがしないが、そんなことはない。だって、初代のコングは約7メートルだし、ギラーミン版でも約16メートル程度だ。それに比べりゃあ、30メートル超は十分デカイといえる。

そんな巨大な生命体が、なぜ人類に発見されずに生き続けることができ、そして発見されたのだろうか? その秘密は、本作の時代設定にある。

未知の楽園で繰り広げられる食物連鎖


舞台となるのは1973年。これはランドサット計画がスタートした年だ。科学とテクノロジーの発達により、地球上のあらゆる場所に人類の目が届くようになった。その歴史的事実が、アドベンチャー映画にありがちな「あるとき未知の島が発見されました」というおとぎ話への入り口に、高い信憑性を与えてくれているのだ。

ライター情報

とみさわ昭仁

1961年生まれ。ゲーム開発、映画評論、コレクター研究、古本屋店主、スカジャン制作、DJなど。神保町特殊古書店マニタ書房は、不定休で週のうち半分くらい営業。

URL:akihito tomisawa index

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