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「やすらぎの郷」第12週。野際陽子のヌーディスト・ビーチ、向井理のフェロモン

2017年6月26日 11時00分 ライター情報:北村ヂン
かつて歌劇団で同級生だった老女優2人が詐欺事件に巻き込まれ、ひとりは投身自殺、ひとりは認知症が発症して寝込んでしまうという、救いようのないダウナー展開だった第11週。

さすがにしばらくはしんみりとした話が続くのかな……と思いきや、第12週では季節が飛んで夏!

井深涼子を演じる野際陽子の追悼ムードもおさまらないうちに、その井深涼子 in ヌーディスト・ビーチで幕を開けるアッパー展開で楽しい週だった『やすらぎの郷』(テレビ朝日・月〜金曜12:30〜)第12週。
イラスト/北村ヂン

週はじめからヌード、ウンコ、前立腺と下ネタ連発


例のごとく、磯釣りを楽しんでいる菊村栄(石坂浩二)、大納言(山本圭)、マロ(ミッキー・カーチス)。

余談だけどこのシーン、なぜかいつも背景を合成されているのだが(海風は老人の身体によくないからとかか?)、不自然な背景の中、ジジイ3人が横並びでたわいのない世間話をしている光景を見ると、どうしてもドリフの雷様コントを思い出してしまう。

そこへやって来たのが井深涼子。夏になるとこのビーチにやって来てスッポンポンで泳ぐのが「やすらぎの郷」夏の風物詩らしい。

「見たって得するもんじゃない!」
「ババアたちのヌーディスト・ビーチになるんだ」

などと、スッポンポンのババアをディスりながらも、微妙にコーフンしている様子の3人。井深涼子や三井路子(五月みどり)がスッポンポンで泳いでいるビーチを通り抜けることができず、トイレに行けないため、前立腺が弱いだの、ウンコがしたいだのと大騒ぎ。

さらに夜、「やすらぎの郷」内のバー・カサブランカではバーテンダーのハッピー(松岡茉優)相手に、前立腺についての説明をするというセクハラまがいのトーク。

暗くて重かった前週の雰囲気を一気に吹き飛ばして次のエピソードにつなげる見事な展開! 悲しすぎる高齢者の自殺エピソードをすっかり忘れてしまったよ。

「やすらぎの郷」中の女たちを熱狂させる向井理


そして、「やすらぎの郷」に新たな問題が勃発。

井深涼子が正体を隠して活動している小説家・濃野佐志美が芥川賞候補に選ばれたということで業界からの注目が集まっており、映像化などの話が舞い込んでいるという。

そんな中、菊村たちに説得され、焼却したはずの小説「散れない桜」のドラマ化の話まで持ち上がっているようなのだ。

戦時中、姫こと九条摂子(八千草薫)が、「やすらぎの郷」を作った芸能界のドン・ 加納英吉に頼まれて明日出撃する神風特攻隊の少年たちを慰問し、一緒に食事をしたという話を下敷きにした「散れない桜」。

ライター情報

北村ヂン

群馬県出身。ライター&イラストレーター。珍奇でバカでサブカルチャーなものが主な取材対象。「デイリーポータルZ」や「日刊サイゾー」などで執筆中。

URL:Twitter:@punxjk

コメント 3

  • 匿名さん 通報

    ニノの愛くるしさと妖艶さのギャップが 女性を 虜にする そして 倉本聰さんをも

    19
  • 匿名さん 通報

    やすらぎの郷に二宮くん出演してほしかったな。 倉本作品、優しい時間と拝啓父上様はすごくよかった。 シノが登場してきたからますます楽しみ。

    16
  • 匿名さん 通報

    モデルは誰にしても向井理で正解 シニア層が二宮を好きになるとは思えないわ ガキっぽすぎる

    9
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