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「ひよっこ」138話 島崎遥香泣く、花は平和の象徴

2017年9月11日 08時30分 ライター情報:木俣冬
連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第23週「乙女たちに花束を」第138回 9月9日(土)放送より。 
脚本:岡田惠和 演出: 堀内裕介 松木健祐
イラスト/小西りえこ

連続朝ドラレビュー 「ひよっこ」137話はこんな話


奥茨城村の谷田部家では、新しい仕事を思いつき、東京赤坂すずふり亭では、新しいメニューや制服を導入することになった。

フラワービジネス


みね子は、世津子(菅野美穂)とあかね荘で暮らしはじめたと、母・美代子(木村佳乃)に報告。
美代子は、それを、大きな心で受け止めた。
その頃、宗男(峯田和伸)が、新規事業開拓案として、花栽培を提案する。
都市開発された東京には、野生の花がない。そこへ、花を届けるビジネスが最近、流行ってきていると宗男は、
リサーチを怠らない。
花は生きる象徴、平和の象徴、楽しく生きる象徴でもある。
これからは女性が自由に好きなものを買う時代。その象徴でもあるという、宗男のプレゼンに実(沢村一樹)はやる気になり、茂(古谷一行)も了承する。

この時代(60〜70年代)、反戦運動として、武器の代わりに花を、というパフォーマンス(フラワームーブメント)が盛んだった。

花といえば、由香(島崎遥香)が、柏木堂で働きはじめる前は、花屋でバイトをしていたと言っていた。
そうか、地方の花事業と東京の花販売との関係を、事前に由香の仕事で表現していたのだ。

奥茨城村には、コスモスが群生し、お父ちゃんが出稼ぎから帰ってきたとき、子供はプレゼントに花を渡していた。それと、乙女寮の各部屋には、花の名前がついていた。「ひよっこ」には、さりげなく花が登場していたのだ。

そして、由香


柏木堂で働いている由香のところへ、鈴子(宮本信子)と省吾(佐々木蔵之介)がやって来て、失ったものをゆっくり取り戻さないかと提案する。
さらに、鈴子たちは、元治(やついいちろう)とヒデ(磯村勇斗)に、新メニューを考えるように、みね子には新しい制服をデザインするように言う(もしや、制服のせいで中年女性と勘違いされたと鈴子は考えたのか)。
戦争体験者たち(鈴子や省吾)が、いよいよ、その苦しい体験から一歩踏み出そうとすること、それは戦争を知らない子どもたち(元治は体験者だが)との共生だ。

共生といえば、世津子。
本来なら、ヒロインたちと敵対するはずの存在(お父さんと2年半もの長い間一緒に暮らしていた)が、すっかり、あかね荘で共生している。

ライター情報

木俣冬

『みんなの朝ドラ』5月17日発売。その他の著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』など。

URL:Twitter:@kamitonami

コメント 6

  • うめ 通報

    みね子が世津子さんを連れて来たことを知っても、美代子さんは、冷静でしたね。それは、記憶を無くしても、美代子さんのことを「好きだ」と言ってくれる実さんが、今は側にいてくれるから安心なんでしょうね。

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  • ままん 通報

    浮気相手?そういう感じではないような。ひよっこのインタビューでも男と女の関係ではないことが垣間見えるので、同棲、ではなく同居とすれば、疑似家族愛なのかなと。

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  • 匿名さん 通報

    美代子は素直に受け止められなくて、御飯大盛にして焼け喰いした、と私は想像しました。

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  • うめ 通報

    みね子の顔がアップになった時、左頬に寝じわ(?)を1本発見してしまいました!若くても、なかなか元に戻らないんですね。そのまま出演している有村架純ちゃんって、素朴で可愛いなぁ。

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  • 匿名さん 通報

    作中で一か月以上経過してるのに、ツイッギーの準備ってそんなにやること多いのか?

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