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「キングオブコント2017」採点データ分析。本当に「にゃんこスターのせい」だったのか徹底検証

2017年10月3日 10時00分 ライター情報:井上マサキ
「にゃんこスターのせいでしょうね」

10月2日に放送された『キングオブコント2017』(TBS系列)。ファーストステージで8番目に登場したアキナの点数について、さまぁ〜ず大竹は「にゃんこスターのせい」と口にした。いったい何が起こったのか。採点データから今大会を振り返ってみたい。
今大会の台風の目となったにゃんこスター。翌朝には『めざましテレビ』に出演し、ワタナベエンターテイメント所属も決定。
イラスト/小西りえこ

にゃんこスターはとんでもない物を盗んでいきました


審査形式は前回前々回と同じ。5人の審査員(バナナマン、さまぁ〜ず、松本人志)が100点満点で採点し、ファーストステージ上位5組がファイナルステージへ進出。ファイナルステージも同様に1人100点満点で採点し、ファーストステージとファイナルステージの合計点が最も高い者をキングとする。

10代目キングとなったかまいたちは、ファーストステージを2位で通過している。ここで1位になったのは、結成5ヶ月での決勝進出、最年少ファイナリスト(アンゴラ村長:23歳4ヶ月)、事務所に所属しないフリー芸人と、全てが異例づくしのにゃんこスターだった。

大塚愛の「さくらんぼ」に乗せた「リズムなわとび」のネタは、アンゴラ村長が縄跳びを跳んだり跳ばなかったりする様をスーパー3助が横からキレキレにツッコみ、「にゃんこスターでした〜!」というカーテンコールでオチに。スタジオを爆笑と混乱の渦に巻き込んだ結果、三村と松本は今大会最高点の「97点」をつけた。
『キングオブコント2017』全組の審査結果。審査員がつけた最高点を赤、最低点を青とした。

三村:家に帰ってもう一回見たい(笑)
設楽:結成5ヶ月でここまで完成度高くて……2本目が見たい。
松本:笑いってどっかで憎たらしさって必要と思ってて、いい感じで憎たらしかった。……あの終わり方なんなん? 聞いてないし!

無名のルーキーが1位に躍り出たこともあり、スタジオの盛り上がりは最高潮に。空気は完全ににゃんこスターのまま、番組進行はCMをまたがずそのままアキナへ。にゃんこスターの勇姿が脳裏にこびりついたまま、アキナのコントが始まってしまった。大竹の「にゃんこスターのせいでしょうね」は、この展開を受けてのものだ。

採点データを見ると、にゃんこスター後の3組の点数が軒並み伸びておらず、最低点をつけた審査員も多いことがわかる。これを全て「にゃんこスターのせい」にするのは乱暴だが、ハッピーで多幸感あふれるネタが空気を支配してしまったあと、シリアスなコントが爆発するのはなかなか難しいだろうというのも想像がつく。

今回は例年以上に審査員から「この出番じゃなかったら〜」「あれの後だと〜」など、出番についての発言が目立った。

ライター情報

井上マサキ

1975年石巻出身のフリーライター。元SEで2児の父。スマホアプリ・パパ育児・お笑いを中心に活動中。路線図鑑賞家。ケータイ大喜利第14号レジェンド。

URL:Twitter:@inomsk

「「キングオブコント2017」採点データ分析。本当に「にゃんこスターのせい」だったのか徹底検証」のコメント一覧 19

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    設楽の冷静さが審査員にもう1人欲しい

    49
  • @ 通報

    でもさ、一発屋だよね、にゃんこスターって。

    40
  • 匿名さん 通報

    ジャンポケが一番面白かった

    32
  • cyo 通報

    確かに面白い、でもバリエーションが欲しい。

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  • 匿名さん 通報

    本人達がこれ一本でって言うのがまさかホントにこれ一本なんかよって思わず突っ込んでしまいましたよ あの場でこれしかやらない度胸がスゲェわ

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