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「わろてんか」34話。とくに苦労しないで寄席が手に入って笑いが止まらない

2017年11月10日 08時30分 ライター情報:木俣冬
連続テレビ小説「わろてんか」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第6週「ふたりの夢の寄席」第34回 11月9日(木)放送より。 
脚本:吉田智子 演出: 東山充裕
イラスト/まつもとりえこ

34話はこんな話


てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)のふたりは、ついに寄席を手に入れた!

これは戦略なのではないか


視聴率20%台をキープしている「わろてんか」。
ドラマに一家言ある人たちには物足りなさもあるとはいえ、寄席をはじめてからのサクセスストーリーには興味がある。
もう少しもう少しとゆるゆると引っ張って6週目、その手綱さばきが意外と巧妙。のらりくらり戦法か。

風太が京都から大阪へやってきた。


風太(濱田岳)は、てんのお父さん(遠藤憲一)の体調が思わしくないことを隠しながら、やんわりてんを京都に一度返してほしいと持ちかけるも、藤吉はそれはできないとにべもない。
なにせ、これから、とがんばっているところだ。

てんも「やるて決めたらやるしかない」と笑顔。
二度と敷居をまたがないと誓ったのだからと、決意も固い。
のんきに見えて、てんも藤吉も崖っぷちに立っているのである。

「ちょっとしたことでこころが振り子のように振れることもあるわ」


啄子(鈴木京香)の名言。
その言葉のように、寄席を壊して土地を売ることにした亀井(内場勝則)だったが、てんと藤吉の熱意に負けて、閉ざした寄席の戸を開けた。
それも、てんの内助の功によるもの。
諦め気分の藤吉に、亀井の奥さんとの思い出を聞いてきたてんは、ほんとうは寄席をやりたいのだと感じて、
もうひと押しすれば落ちる(言葉悪いが)と考えたのだろう。
そして、夫婦で亀井のもとに出向くと、我々夫婦で頑張ると強調し、「大事なもんはのうなってからはじめて気ぃつくもんや」と妻に先立たれたことを後悔している、亀井の琴線にアプローチすることにまんまと(言葉悪いが)成功した。

ちなみに、寄席を夫婦で切り盛りしていたが、奥さんは働きすぎて先に死んでしまったというのは「ひよっこ」のすずふり亭パターン。

それにしても


芸を愛する気持ちは誰にも負けない
芸を見る目が誰よりもある
てんを一生笑わせる
ぎょうさんの人に笑おうてほしい。
なにがあっても藤吉についていく

これらの一点張り(数点張り?)で強行突破していくふたりの力は相当なもの。現代の、政策なき政治家たちも真っ青だ。
こうして、みごとに手にいれた寄席小屋は、ずいぶんきれいで、藤吉のテンションは上がる。

ライター情報

木俣冬

『みんなの朝ドラ』5月17日発売。その他の著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』など。

URL:Twitter:@kamitonami

「「わろてんか」34話。とくに苦労しないで寄席が手に入って笑いが止まらない」のコメント一覧 4

  • 匿名さん 通報

    お金とかの話をしていないのに、もう自分達の物になったかのようにはしゃいでいるのはなんなんでしょうね。寄席の利益で少しずつ払うつもりのようですが、亀井にも借金があるんだし、そんな簡単な話ではないような。

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  • バカイホ 通報

    いまだかってこれ程のバカップルが存在したであろうか? お金問題もきっと二度と跨がないと言ってた実家からの支援で解決するのでしょうね。 米屋潰した事とかは既に忘却の彼方…凄すぎる。

    12
  • 匿名さん 通報

    さあ、これからどうやって 寄席をやっていくのか ノウハウとかも分かっていなさそうだけれど お手並み拝見かな。

    9
  • はなこ 通報

    酷い脚本。ワクワクしない。

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