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「民衆の敵」3話。高橋一生が政治の仕組みを解説してくれるが、脱ぎはしなかったよ

2017年11月13日 11時00分 ライター情報:大山くまお
篠原涼子主演の月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』。政治をテーマに選んだチャレンジ精神は買うが、評判はあまり良くない。現在のところ、高橋一生の魅力におんぶに抱っこ状態だ。先週放送された第3話の視聴率はちょっと上がって7.5%だった。(オリジナルサウンドトラック)
ドラマ「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか! ?〜」オリジナルサウンドトラック(11/29発売予定)ポニーキャニオン

少女を親切心で助けたら逮捕! でも……


生活の向上(要するに金目当て)のため市議会議員に当選した主婦の佐藤智子(篠原涼子)。第3話では貧困に苦しむシングルマザー親子の“セーフティネット”づくりに奔走する……と思いきや、そうはなりませんでした、はい。

ある日、市議会におばちゃんから陳情が持ち込まれる。おばちゃんが言うには、かつて隣人だった青年・一馬(渋谷謙人)が少女誘拐犯として逮捕されてしまったが、冤罪だから助けてほしいというのだ。

それ以前に視聴者は、一馬が深夜に一人で徘徊する小学生の少女を親切心で助けていることを映像で見ているので悪意がないことは知っている。しかし、自分の部屋に1ヵ月も住まわせるとは! これ、ものすごく難しいケースだと思うが、本筋には関係しない。結論から言うと、智子が少女と少女の親で貧困に苦しむ裕子(安藤玉恵)から、一馬に感謝しているという言質をとることで、彼は釈放されることになる。

ちなみに2008年に埼玉県で無職の20歳の男性が小学1年の女児を連れ回し、未成年者誘拐の現行犯で逮捕されたケースがある。このとき、男性は迷子の女児を1時間半かけて祖母宅まで車で送り届けただけだった。この事件について大澤孝征弁護士は「全然知らない子を車で1時間半も連れ回すなんて、疑われて当然で警察も疑いを持たないといけません。(中略)警察が身柄を確保したことは、必ずしも非難できませんね」とコメントしている(J-CASTニュース 2008年11月3日)。もっとも正しい行動は、迷子の子を保護したらすぐに警察に案内することだ。

ドラマでは「知らない子に声をかけるのは良くないこと」という風潮に対しても批判的な姿勢を見せるが、智子は怒るだけで解決策を示すわけではない。知らない人に挨拶を返さないように指導している小学校の教師に食ってかかるが、逆に「じゃ、そういう世の中にしてくださいよ。こんな不審者がいっぱいいる時代に。子どもはいい人と悪い人の見分けなんかつかないですよ」と言われてしまう。まったくもって正論だと思うが、智子は屁理屈を返すだけで、見ていてイライラする。

ライター情報

大山くまお

ライター。著書に『野原ひろしの名言』『野原ひろしの超名言』(双葉社)、『名言力』(ソフトバンク新書)、『中日ドラゴンズあるある』(TOブックス)など。

URL:Fire Stone and Water

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    「ウキウキウォッチング」「震災ラッキー」「笑えて来た」[サッカー韓日戦]でおなじみの盗京憎日放送局ウジテレビは、 日本国民の仇!

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