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動き出した「明日の約束」観たほうがいい。4話時点の謎を整理してみた、今夜からでもじゅうぶん間に合う

2017年11月14日 09時45分 ライター情報:沢野奈津夫
フジテレビ系「明日の約束」。視聴率は、1話8.2%、2話6.2%、3話5.4%と苦戦していたが、4話は5.8%とちょっと回復の方向へ。
イラスト/Morimori no moRi

視聴率が低いのは、たぶん丁寧過ぎるから


「視聴率が低い=面白くない」ということは絶対にない。宣伝に失敗すれば視聴率を獲得出来ないのは当たり前だし、深夜でコアなファン向けに人気を獲得していたバラエティ番組が、ゴールデンになったら視聴率が取れないというのはよくあることだ。

だが、低いには低いなりの理由はあると思う。「明日の約束」が視聴率で苦戦している理由を考えてみると、大きく二つ思い当たる。

一つ目は、「自殺、毒親などテーマが重すぎるから」。面白かろうが、面白くなかろうが、テーマが重いだけで見ない視聴者は、確実にいる。つまり、視聴者の分母が少ない。筆者も、20代の頃は、わかりやすくて当たり障りないのないテーマのドラマや映画しか観なかった。気が滅入るのが嫌だから。

二つ目は、「謎がどんどん増えるが、解決や発覚シーンが少ない」だ。「明日の約束」は、「この世でいちばん謎が残る死」をコピーにしているだけあって、謎多きドラマだ。

この謎を丁寧に描き過ぎているからだと思う。イジメや毒親などの描写と、自殺という大きな事件を序盤で丁寧に描き過ぎたから、最初にいた8.2%の視聴者が離れてしまったのだと考える。もちろん、全然悪いことではないし、丁寧さが「明日の約束」の大きな魅力なのは間違いないが。

ここでの丁寧は、“テレビにしては派手ではない”ということと定義したい。例えば、「真っ暗な部屋でクレームの電話をする」「“ヒヒヒヒヒ”と不気味な笑い声をあげる」など、ひと目で“ヤバイ奴”だという演出をすれば簡単に真紀子(仲間由紀恵)が毒親だと伝わるのに、このドラマではそれをしない。なので真紀子が毒親らしい行動をしているシーンを、初見の視聴者がザッピング中に見かけても、おそらく毒親とは感じないと思う。

あくまでリアリティのある範囲での行動、仲間由紀恵の演技で、観ている視聴者にしっかりと“ヤバイ奴”と伝えている。これは、日向(井上真央)の母・尚子(手塚理美)も同じだ。

だから、謎自体は興味深く描かれているのだが、その解決や発覚のシーンが序盤が少なかったのだ。“謎”が生まれれば興味を引けるが、その解決がないと観ている方はスッキリしない。

ライト層というのもちょっとおかしいかもしれないが、「小さい子供の相手をしながら見る」「洗い物をしながら見る」「スマホを片手に見る」というわかりやすさを求めるタイプの視聴者がついて来づらいのではないかと思う。

ライター情報

沢野奈津夫

サッカー、漫画、食べ物、子持ち、ブサヘア、元芸人。

URL:Twitter:@natsuo_sawano

コメント 6

  • 匿名さん 通報

    刑事ゆがみと明日の約束はなんで数字低いのかわからない

    27
  • 匿名さん 通報

    このドラマ、超リアル。警察に釈放された長谷部を顔が似てる母親役をちゃんと用意する丁寧さ。ここのスタッフすごい

    20
  • 匿名さん 通報

    関テレ番組は面白い!僕やりに続いてフジは火曜9時が面白い

    20
  • 匿名さん 通報

    1話の冒頭でも映像と音楽が綺麗で映画が始まるような質の高い作り。リップスティック思い出した。

    17
  • 匿名さん 通報

    原作有名でも暗くて初回から6%だった綾瀬はるかの金10ドラマもあるけど視聴者はこういうの苦手なのかな

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