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「陸王」夢を追いかける大型犬おじさん・役所広司がたった2つの武器で「シン・ゴジラ」に挑んだ4話

2017年11月19日 09時45分 ライター情報:大山くまお
池井戸潤原作、役所広司主演の日曜劇場『陸王』。老舗の足袋屋・こはぜ屋が会社の存続を賭けてランニングシューズの世界に殴り込みをかける物語だ。先週放送された第4話の視聴率は少し下がって14.5%。これは裏で『シン・ゴジラ』がやっていたせい。
イラスト/Morimori no moRi

今週のミッションは村野と茂木のジョイン


ここまで、第1話ではランニングシューズ・陸王の開発スタート、第2話は新素材「シルクレイ」の特許を持つ飯山(寺尾聰)の陸王プロジェクトへの参加、第3話では宮沢(役所広司)の息子・大地(山崎賢人)の参加と「シルクレイ」の完成、というようにエピソードの中で課題をきっちりクリアしながら前進してきた。『陸王』は、何事もあきらめずにコツコツ努力すれば報われるという物語をじっくり描いている。

第4話の課題は、カリスマシューフィッター・村野(市川右團次)とダイワ食品陸上部の茂木(竹内涼真)のプロジェクトへの参加だ。同時に、世界的シューズメーカー、アトランティスの日本支社・営業部長の小原(ピエール瀧)と腰巾着・佐山(小籔千豊)がこはぜ屋のライバルとして存在感を増していく。

冒頭は「シルクレイ」の完成を祝うこはぜ屋の面々のささやかな祝賀会。飯山の妻・素子(『ごちそうさん』のキムラ緑子)は夫にこう語りかける。「よかったわね、あなた。うちの会社はこんな風に仲間がいるような感じじゃなかったもんね」。話の流れで、宮沢は「いつか陸王を世界一のシューズにする」と宣言する。目を見開く大地、同意する飯山とあけみさん(阿川佐和子)、遠い目をする経理の富島(志賀廣太郎)と、それぞれの反応が面白い。宮沢はこう続ける。

「俺一人じゃ到底かなわない夢だけど、みんないてくれるからさ。でかい夢、見たいんだよ」

まさかの『シン・ゴジラ』裏被り発生!?


一方、故障を抱えた茂木は会社で面談を受けていた。労務課の担当者は、茂木に対して早めに協議に見切りをつけるよう提案する。一種の引退勧告だ。焦る茂木を励ますシューフィッターの村野(市川右團次)。宮沢は陸王のため、茂木の足型を取ろうとするが、陸上部監督の城戸(音尾琢磨)にはいつものように門前払いにされ、ついに茂木にも直接断られてしまう。今は新しいシューズのことを考えている余裕などない。課題のハードルがグッと上がった感じ。

労務課の担当者を演じていたのは松尾諭。まさかの『シン・ゴジラ』裏被り! まぁ、出演時間はまったく被っていなかったのでセーフ。

ライター情報

大山くまお

ライター。著書に『野原ひろしの名言』『野原ひろしの超名言』(双葉社)、『名言力』(ソフトバンク新書)、『中日ドラゴンズあるある』(TOブックス)など。

URL:Fire Stone and Water

コメント 6

  • 匿名さん 通報

    悪い話じゃないがルーズベルトゲームは解像度センサー(電子)、下町ロケットは燃料バルフ、人工弁(メカ)、陸王はソール(素材)

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  • 匿名さん 通報

    むしろ、大手の方が しょうものない自爆、数値改竄などで 信用を失墜させる、自業自得❗ 中小零細企業をもっと大切にしないから、この国もうひとつ良くならないのでは?

    2
  • 匿名さん 通報

    日本すばらしいキャンペーンは、そろそろ辞めてほしい。

    1
  • 匿名さん 通報

    ←退化してる感がある。世界の先端の主流から日本は置いて行かれてないか?材料が無くなって来たのか?

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  • 匿名さん 通報

    日本は素晴らしいのネタが無くなって来たのでは?電子等のITも家電も、素晴らしいキャンペーンで世界標準から外れた現実。努力の方向性が間違っているようだが。

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