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「ブラックリベンジ」8話。佐藤二朗木村多江狂気対決「ペンは剣よりも強し」だがそのペン先に正義はあるか

2017年11月30日 09時45分 ライター情報:寺西ジャジューカ
「ペンは剣よりも強し」とよく言われる。何とも心強い格言だが、同時にペンを“持つ側”と“持たない側”の両者がいることも意識させられてしまう言葉だ。

先週で8話を迎えた『ブラックリベンジ』(日本テレビ系)は、現在最高潮。(オリジナルサウンドトラック)
読売テレビ・日本テレビ系 木曜ドラマF「ブラックリベンジ」オリジナル・サウンドトラック/Anchor Records

ドラマのテンションを高めているのは、何と言っても佐藤二朗演じる「週刊星流」の編集長・福島勲である。この男、ペンの持つ強さを十二分に理解している。そして、これ幸いとばかりにペンの強さをフル活用! 何しろ、記事捏造まで働き、取材対象の人生を追い込んでしまうのだから。

こんな福島に復讐を誓うのは、元・星流記者の今宮沙織(木村多江)。沙織が復讐の方法に選んだのは“炎上”だったが、彼女は同誌を辞めてしまった。じゃあ、どうする? なんと、刃物を持って福島を待ち伏せにかかるのだ。いや、「ペンは剣よりも強し」だから……。
案の定、福島は彼女の目論見をお見通し。小馬鹿にするような福島の笑顔を見た沙織は、殺気虚しく引き返してしまった。

ペンも駄目。剣も駄目。ならば、彼女はどうやって復讐すればいいというのだろう……?

手強い福島を向こうに回し「あと少しで終わる」と断言する沙織


星流の記事によって、沙織の妹・石山綾子(中村映里子)は完全に追い詰められてしまう。近所からは白い目で見られ、長男の悠斗はイジメに遭い、その上、マスコミからは追われ続ける日々。遂には心労から入院に至るが、病院の外に目をやると自身のコメントを狙う星流記者がまだいることに気付く。

思い余って病院の屋上から自殺しようとした綾子であったが、間一髪のところで沙織が声を掛けた。決して、姉妹の仲が修復したわけではない。
「あなたのこと、どうやって許せるっていうの? でも、大丈夫。安心して。あと少しで、全てが終わる。綾子は今まで通り、悠斗と仲良く暮らせるようになるから」(沙織)

「あと少しで、全てが終わる」とは、意味深な。どうやら、沙織には策があるらしい。とは言っても、相変わらず沙織は自宅ではナイフを見つめっぱなしなのだが。
それどころか、亡き夫・寺田圭吾(高橋光臣)の墓参りにまでナイフを持参する沙織。そして、そんな彼女を物陰から撮影し、なぜかその画像を福島へメールする星流の元デスク・天満龍二(平山浩行)。これは何?

兎にも角にも、ペンは剣よりも強し。ペンの使い手である福島に対し、こんな沙織に勝機があるとは思えない。

ライター情報

寺西ジャジューカ

1978年生まれ。ブライアン・ジョーンズとビートたけしと前田日明と大江慎也と有吉弘行と篠田麻里子が好きです。ブライアン・ジョーンズと菅井きんと誕生日が一緒。

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