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「陸王」溜めに溜めてついに松岡修造登場、こはぜ屋も視聴者もここが耐えどき7話

2017年12月10日 09時00分 ライター情報:大山くまお
♪パーパーパパパー というテーマソングもすっかりおなじみとなった日曜劇場『陸王』。中小企業が行事とかで流せば社員の意気も上がりそうだ(サントラ発売中)

先週放送された第7話の視聴率は14.7%。ムムッ。ちょっとストレスフルな展開が続いているので、世のお父様方の視聴意欲も下がってしまったのだろうか。

これまで「課題→頑張る→♪エビデ~→解決」というドラマのPDCAサイクル(適当な命名)を繰り返して視聴率を上げて『陸王』だが、後半からは第6話の後半からの課題がどんどん山積みになっていき、それを最終回近くで一挙に解決するという展開になっていきそうだ。こはぜ屋も、視聴者も、ここが耐えどきである。
イラスト/Morimori no moRi

シルクレイ製造装置が鉄クズに……大ピンチ


第7話でも、怒涛のようなトラブルが宮沢(役所広司)率いるこはぜ屋を襲う。まず、ランニングシューズ「陸王」のアッパー素材を供給していたタチバナラッセルが大手シューズメーカーのアトランティスと提携してしまい、アッパー素材の供給が打ち切られてしまった。新たな手立てもなく、意気消沈するこはぜ屋の面々の前で、宮沢の息子・大地(山崎賢人)が素材探しに名乗りを上げる。

意気込む大地は一晩で全国の織物メーカーを調べ上げてリストを作ってきた。大地の力強い言葉に、宮沢をはじめ、飯山(寺尾聰)もあけみさん(阿川佐和子)も嬉しそうだ。だが、世の中そうは甘くない。ビジネススーツで交渉に赴く大地だが、織物会社は相手にもしない。

イヤミたっぷりな織物会社の社員を演じた矢野浩二は、主に中国で活躍している俳優で、13年、14年連続で「中国で人気の日本人タレント」1位を獲得した。昨年より日本での活動を本格化している。ディーン・フジオカや大谷亮平のようなアジア発の逆輸入俳優になれるかどうか注目だ。

アッパー素材の確保に苦しむこはぜ屋にさらなる試練が襲いかかる。ソール素材「シルクレイ」の製造装置が増産に耐えられなくなり、炎上してしまったのだ。文字通り黒コゲになってしまった製造装置。

「こいつは、もうただの鉄クズだ……」と悲嘆に暮れる飯山に高らかなテーマソングが「♪パーパーパパパー」と重なる。違和感がすごいが、今回はこのタイミングしかなかったのだろう。それだけダウナーな展開が続いているということだ。

口跡良く相手を詰める市川右團次の恐ろしさ


再び「シルクレイ」の製造装置を作るには1億円が必要だという。

ライター情報

大山くまお

ライター。著書に『野原ひろしの名言』『野原ひろしの超名言』(双葉社)、『名言力』(ソフトバンク新書)、『中日ドラゴンズあるある』(TOブックス)など。

URL:Fire Stone and Water

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    最後は銀行がぎゃふん。

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