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「民衆の敵」視聴率が危険水域に突入。だが高橋一生は理想の高橋一生だった、もうちょっと活躍が見たい7話

2017年12月11日 09時45分 ライター情報:大山くまお
篠原涼子主演の月9ドラマ『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜』。先週放送の第7話の視聴率は5.8%。かなりの危険水域に入ってきた感じ。(ノベライズ)

ド素人の新人市議だったはずの佐藤智子(篠原涼子)が、いきなり市長になるという展開についていけない視聴者が多いようだ。どうせなら『スカッとジャパン 政治編』ぐらいな感じで、篠原涼子が金と忖度とヘイトにまみれた政治家たちぶった切るようなドラマが良かった……ような気がする。

「独裁政治のはじまり、はじまり~」


「私、あなたなら、自分の力新しい風を起こしてくれるって、信じてた」

智子の友人、新聞記者の和美(石田ゆり子)はリベラルらしい潔癖さで智子と距離を置くようになる。

「でも、大事でしょう。支持率が上がれば、多少強引なこともできるようになるわけだし」
「そんなことする気はないから」
「あなたにはなくても、犬崎さんは?」

福祉政策に力を入れる智子の人気はうなぎのぼり。支持率が上がれば「信任を得た」として、どんな法案でも通してしまうのは現実の政治も同じ。「福祉、福祉と踊らせておけば、市民は喜びますからね」と言い放つ犬崎は、裏でニューポート開発計画を進めていた。前の市長である河原田(余貴美子)が中止したものだが、自身が実験を握ったためリスタートしたのだ。

「市長と議会の最大会派にタッグを組まれれば、僕たちにできることなんて何もないですよ!」
「独裁政治のはじまり、はじまり~」

新人議員の園田(斎藤司/トレンディエンジェル)と同じく新人議員の未亜(前田敦子)の会話だ。お茶の間の人気者2人にさせる会話のわりにはエグい。彼らは智子もニューポート計画に加担していると思っているが、実際には完全に蚊帳の外だった。

ちなみに1995年、無所属で都知事選に出馬した青島幸男氏が当選の後、すでに決まっていた「世界都市博」を中止したことがある。東京都議会は圧倒的大差で都市博開催を決議したのだが、青島都知事一人でひっくり返したのだ。なお、現在の東京都議会は最大会派が「都民ファーストの会」、都知事はかつて同会代表だった小池百合子氏である。園田と未亜の言葉を借りれば、両者が結託することで「独裁政治」が始まるということになる。

古田新太がだんだん小沢一郎に見えてきた


ニューポート計画には、建設を反対する住民たちがおり、反対派は工事現場の前に座り込んで工事を妨害していた。ニューポートは具体的な利用計画がない上、指定された臨港地区は非常に広範であり、その地域の住民は立ち退きを要求されていたのだ。

ライター情報

大山くまお

ライター。著書に『野原ひろしの名言』『野原ひろしの超名言』(双葉社)、『名言力』(ソフトバンク新書)、『中日ドラゴンズあるある』(TOブックス)など。

URL:Fire Stone and Water

コメント 4

  • 匿名 通報

    毎週楽しみにしています。テンポよく物語が進み、時には胸がスカッとしたり熱くなったりします。どのように展開し、スカッとさせてくれるのかあと二話が楽しみです。頑張ってください。

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  • 匿名さん 通報

    汚物フジテレビ要らない

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  • 匿名 通報

    視聴率でいろいろ言われているけど、このドラマ面白い このドラマの影響で民衆の味方の政治家さん増えたら良いなと思います。

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  • 匿名さん 通報

    脚本百田尚樹、主演松本人志櫻井よし子で「民主の敵」にすれば?

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