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「陸王」8話。表情が読めないサイボーグ修造の登場で視聴率爆上げ

2017年12月17日 10時00分 ライター情報:大山くまお
池井戸潤原作、役所広司主演の日曜劇場『陸王』。先週放送の第8話の視聴率は3%近く跳ね上がって17.5%。ひょっとして松岡修造効果!?
イラスト/Morimori no moRi

宮沢(役所広司)の思いつきでランニングシューズ「陸王」を開発したこはぜ屋だったが、シューズづくりに欠かせないソール「シルクレイ」の製造装置が壊れてしまった。復旧にかかる費用は1億円。製品が作れないから利益は出ず、チーム「陸王」として契約した飯山(寺尾聰)や村野(市川右團次)らの人件費がかさむばかり。銀行からも見放され、老舗の零細企業であるこはぜ屋の命運は尽きかけていた。何より宮沢の心が折れかけていた。

「チーム『陸王』は解散だ……!」

1億円、会社売却……課題山積み!


「俺に雇われ社長になれっていうのか? 親父や爺さんが必死で守り抜いたこのこはぜ屋を他人に売り渡して、俺はどんな顔して墓に手合わせりゃいいんだよ?」
「このこはぜ屋を、他人に渡すくらいなら、元の足袋屋に戻ったほうがマシだ!」

いつも親身な坂本ちゃん(風間俊介)の提案は、こはぜ屋の売却だった。世界的アウトドア企業のFelixが「シルクレイ」に興味を持っているという。このFelixの社長が松岡修造演じる御園丈治というわけだ。しかし、宮沢は坂本ちゃんを矢継ぎ早に罵倒する。

宮沢の頭には会社を売るなんて考えは一ミリもない。「親父」も「爺さん」も「墓」も経営にはまったく関係ないのだが、宮沢の中では大きな存在を占めているようだ。家でも宮沢は会社の売却について大地(山崎賢人)と言い争うが、2人の背後には亡くなった先代夫婦(宮沢の両親)の顔写真が掲げてあった。

そんな折、椋鳩通運の江幡(天野義久)がやってきて、行田市民駅伝大会へ「チーム陸王」で出場することを提案する。みんなで出場すれば、陸王の宣伝にもなるし、1億円を出資する人が見つかるかもしれない。しかし、こはぜ屋の面々からはボロクソ。江幡、かわいそう……。

一方、茂木(竹内涼真)は、豊橋国際マラソンへの出場を監督の城戸(音尾琢真)に直訴する。茂木にとって豊橋は怪我をした因縁のレース。ライバルの毛塚(佐野岳)も出場する。茂木にとってはリベンジだ。「リベンジ」という言葉をやすやすと使わない脚本が上品だと思う。

こうして課題が出揃った。1億円の調達、会社の買収、豊橋国際マラソンだ。だけど、その前にチーム「陸王」の解散問題をなんとかしなきゃいけない。そのために必要なのは行田市民駅伝だ!

坂本ちゃん、酸欠のアヒルのように激走!


茂木のもとを訪れた宮沢は涙を流して頭を下げる。

ライター情報

大山くまお

ライター。著書に『野原ひろしの名言』『野原ひろしの超名言』(双葉社)、『名言力』(ソフトバンク新書)、『中日ドラゴンズあるある』(TOブックス)など。

URL:Fire Stone and Water

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    いまどきこんな一方的な吸収話なんてないよ。 弁護士も立てずにあれだけの特許かかえて何うろたえてるんだかわからない。

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