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「わろてんか」86話。反抗期、脳卒中、長い春。定番がことごとくスベっているが、堀田真由はかわいい

2018年1月16日 08時30分 ライター情報:木俣冬
連続テレビ小説「わろてんか」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第16週「笑いの新時代」第86回 1月15日(月)放送より。 
脚本:吉田智子 演出:川野秀昭
イラスト/まつもとりえこ

86話はこんな話


藤吉(松坂桃李)が倒れ、意識不明になってしまう。

昭和になった


昭和4年。ラジオ体操が流行って、藤吉とてんはガスと水道の通った家に住むようになって・・・といろいろ変化している。寄席は、落語の人気がなくなって漫才が主流になっていた。
いまは「文化生活の時代」。その時代の変化には抗えないと主張する風太(濱田岳)に対して、藤吉は伝統を大事にしたいとこだわる。結局、伝統派だったのか。

隼也反抗期


仕事も家庭もなかなか思うようにはいかない。
15歳になった息子の隼也(大八木凱斗)は寄席を継ぐのがいやだと反抗する。
覇気のない隼也の表情は、お父さんにそっくり。藤吉に叱られると、お父ちゃんも「学校行かないで旅芸人やってて、米屋も潰した」と歯向かう。でもそのとおり。

余談だが、隼也役の俳優の名前がすごい。凱旋の凱に、斗うですよ。なんて戦闘的な。

どうなる藤吉


頭が痛いことだらけで、藤吉が脳卒中で倒れてしまった。ラジオ体操して健康に気を使っていたというのに。
意識が戻っても手足の麻痺が残るおそれがあると言われたてんは、眠る藤吉の腕をさすり続ける。

藤吉は、ドラマがはじまったときから、いつ死ぬか、いつ死ぬか、と不謹慎ながら待たれていた。
主人公のモチーフになっている実在の人物が夫に先立たれていることと、ドラマの初期資料に夫が亡くなると書いてあったからとはいえ、これまでの朝ドラでは、主人公の夫ほか身内が亡くなるとき、惜しむ視聴者が多く、中には死なせないでと嘆願するケースもあった。今回のように退場を期待されるのは、異例であろう。
それにしても盛り上がらない。
このまま亡くなってしまうにしても、目覚めるにしても、大きな盛り上がりが期待できない。
なにしろ、藤吉、全然活躍していないのだもの。倒れたときも、隼也の読んでいる本を怒って片付けているときで、それがリアリティだと言われても・・・。

トキと風太がおかしい


盛り上がらないといえば、トキと風太の関係も。
15週の土曜日にあんなに盛り上げておきながら、まだ結婚してなかった。
いつまで引っ張るのか。こんなにだらだらしていると、ちっとも応援したい気分にならない。演者もかわいそうだ。

ライター情報

木俣冬

『みんなの朝ドラ』5月17日発売。その他の著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』など。

URL:Twitter:@kamitonami

「「わろてんか」86話。反抗期、脳卒中、長い春。定番がことごとくスベっているが、堀田真由はかわいい」のコメント一覧 10

  • 匿名さん 通報

    ここのところの、エピソード毎に何年も飛ぶ展開の連続にはうんざりです。しかも一つ一つのエピソードにかける時間が短く、描き方も中途半端。木俣さんの言葉を借りれば、まさにダイジェストですね。

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  • 匿名さん 通報

    木俣さんはもうわろてんかをご覧にならなければ良いと思う。嫌々なドラマのレビューを書いてお金もらうのも心ぐるしいでしょうから。 次の朝ドラを期待されたらいかがでしょうか。

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  • 匿名さん 通報

    木俣さんに他のドラマのレビューをもっと書いてほしいです。

    7
  • 匿名さん 通報

    うんざりなら見なきゃ良いのに。

    4
  • 匿名さん 通報

    >今回のように退場を期待されるのは、異例であろう。  心配する声も一部ありますよ。個人的には亭主が、若くして亡くなるのを原案を知ってるだけに、いつ頃になるんだろうと思ってましたが。

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