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「わろてんか」93話。藤吉(松坂桃李)やトキ(徳永えり)のキャラが変わって来たのはなぜか

2018年1月24日 08時30分 ライター情報:木俣冬
連続テレビ小説「わろてんか」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第17週「ずっと、わろてんか」第93回 1月23日(火)放送より。 
脚本:吉田智子 演出:本木一博
イラスト/まつもとりえこ

93話はこんな話


藤吉(松坂桃李)は、てん(葵わかな)に、寄席の仕事を教えはじめる。

キャラ変する藤吉


万丈目(藤井隆)が新聞連載をはじめた小噺を読んで、てんが笑っていると、
藤吉は「いくつになってもゲラやなと思ってな」と目を細める。

てんがゲラなところは、ここしばらく描かれてなかったじゃないかとツッコみたいところを、ぐっと我慢して、
その先を見守ると・・・。

「そやかて万丈目はんの小噺、おもしろいんやもん」
「ん〜」

この藤吉の「ん〜」っていうリアクション、年上感ある。
てんも甘えている感じだ。

そもそも、藤吉はてんより10歳くらい年上のはずなので、これくらいのやりとりがちょうどいい。
病に倒れてため藤吉の、動作や反応をゆったりさせたことが、年の離れた夫婦感を醸すことになったという、儲けものだったのはないか。

急にお父さんキャラ化した藤吉は、てんに、寄席の真ん中の仕事をやってみないかと持ちかける。
みんなが新しいことをはじめようとしているから、てんにも新しい仕事をやらせてあげようという親(夫)心。
興行の世界は男の世界だが、これからは女性の目もあっていいと許され、てんは喜ぶ。

新たな芸風を模索する人々


風太(濱田岳)、キース(大野拓朗)、アサリ(前野朋哉)たちも、新しい万歳(ドラマではまだ「万才」や「漫才」になる前を描いている。字幕も「万歳」だ)の形を探している。

ラジオで聞いても面白いように、どつきなしで、しゃべりだけで勝負しはじめるが、なかなか受け入れられない。でも、前向きに、大衆のおもしろ話を収集してネタにしていこうとする。この芸の追求が、やがて「万歳」から「万才」や「漫才」に変わっていくのだろう。

どつきがなくなったのは、万歳だけではなかった。
トキ(徳永えり)も、だ。
「(てんが寄席の仕事に関わり始めたので)うかうかしてたら、あんたの仕事、なくなるえ」とやんわりと風太を脅す。
そう、トキは京女やさかい、こういう、顔で笑って・・・が似合っているかも。
それに、どつきは、歌子(枝元萌)と万丈目(藤井隆)夫婦がハマり過ぎているから、かぶらない方向にキャラ変することは賢い選択だと思う。

昭和になって、何もかもが様変わりしていく中、エンターテインメントの状況も然り。

ライター情報

木俣冬

『みんなの朝ドラ』5月17日発売。その他の著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』など。

URL:Twitter:@kamitonami

コメント 4

  • 匿名さん 通報

    葵わかなは今、何歳の設定?全然御寮さんに見えない。

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  • 匿名さん 通報

    >昭和になって、あれもこれもと、てんの才気が花開きはじめる。半年のお話が半分以上過ぎてから、ようやく、主人公の主人公たる部分が描かれそうだ。  藤吉が亡くなり、てんが引き継ぐからでしょうね。

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  • 匿名さん 通報

    てんが御寮さんに見えるかどうかもありますが、現時点で15歳の設定の隼也のほうが年上なんじゃないかと感じることも多々あります。演じている大八木凱斗は17歳で葵わかなとは2歳差ですね。

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  • 匿名さん 通報

    前回のレビューに書かれていますが、昭和4年だとするとてんは36歳です。藤吉は6歳年上のようです。初登場時のてんが9歳、藤吉が15歳です。15歳には見えなかったけど。ちなみに、葵わかなさんは19歳です。

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