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「ジオストーム」に漂う圧倒的ガバガバ感、90年代ハリウッド超大作スピリットの清々しさよ

2018年1月24日 09時45分 ライター情報:しげる
そう、おれはこんな映画をずっと待っていた……! 「ハリウッドの超大作映画らしい超大作映画を見たい!」というボンクラの心にぴったりと寄り添い過ぎている、文字通りのガバガバ超大作『ジオストーム』。こんなの、好きに決まってるじゃないですか……。

超大作路線の申し子、ディーン・デヴリンとは何者か?


『ジオストーム』はすごい。まさか2018年にもなって、ここまでオールドスクールな"ハリウッド超大作"が見られるとは思っていなかった。90年代に少年時代を過ごし、テレビで毎週末に洋画が垂れ流されていたのが当たり前だった人間としては、もう感涙にむせぶばかりである。

『ジオストーム』の話の前に、本作の監督であるディーン・デヴリンについて説明しておきたい。現在55歳のデヴリンは脚本家・俳優・プロデューサーのドン・デヴリンと女優のピラー・スーラットの間に生まれた。本人も俳優として映画に出演していたが、1992年に初めて映画の脚本を執筆する。

その作品が、あの『ユニバーサル・ソルジャー』である。「ヴァンダムとドルフ・ラングレンがガチンコで戦ったら面白い!」という、まるで授業中の男子中学生が考えたようなアイデアをローランド・エメリッヒと組んで実現したデヴリンは(『ユニバーサル・ソルジャー』はエメリッヒのハリウッドでの初監督作品でもあった)、その後も『スターゲイト』、『インデペンデンス・デイ』、『GODZILLA』のエメリッヒ監督作3本で製作と脚本を担当。90年代にディザスタームービーの帝王へと登りつめたエメリッヒを、陰ながら支えたのである。言うなればデヴリンは『タイタニック』〜『アルマゲドン』あたりでピークになったハリウッド超大作志向の申し子なのだ。

そんなデヴリンが製作でも脚本でもなく、映画を初めて監督するという。「なにそれ? そういう接待?」と思ったけれど、タイトルが『ジオストーム』。気象衛星が暴走して地球が異常気象になったりする話だとか。やっぱりディザスターものなのか……ていうかそれって『デイ・アフター・トゥモロー』なんじゃないの……と半信半疑で映画館に向かったおれが見たものは、空前の職人芸的ガバガバ超大作だったのである。

暴走した気象コントロール衛星を止めろ!


『ジオストーム』の舞台は近未来。環境破壊による異常気象によって存亡の危機に立たされた人類は協力し、全地球規模の気象コントロール衛星「ダッチボーイ(堤防に指を突っ込んで結界を防いだオランダの少年に由来するネーミング)」を軌道上に浮かべた。

ライター情報

しげる

ライター。岐阜県出身。プラモデル、ミリタリー、オモチャ、映画、アメコミ、鉄砲がたくさん出てくる小説などを愛好しています。

URL:Twitter:@gerusea

コメント 4

  • 匿名さん 通報

    酷いネタバレ記事。文章もつまらないし最悪。

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  • 温州ミカン 通報

    ニコニコにアップされたときの突っ込み予想で一本記事書きました だなw

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  • 匿名さん 通報

    昔アイレムから同名のゲームが出てましたね。

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  • 匿名さん 通報

    気象コントローラーってヴァンパイアハンターDか

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