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深田恭子「隣の家族は青く見える」先妻との子どもと現在の婚約者、どっちを優先するべきなのか

2018年2月8日 09時45分 ライター情報:むらたえりか
奈々「好きな人に無理させることほど、つらいことってないと思うから」

2月1日(木)放送のドラマ隣の家族は青く見える(フジテレビ系列)。
コーポラティブハウスに住む4組の家族。そのうち、結婚を控えた川村亮司(平山浩行)と杉崎ちひろ高橋メアリージュン)が別れの危機を迎える第3話。ちひろは五十嵐奈々(深田恭子)に悩みを打ち明けることになる。
広瀬渉(眞島秀和)と青木朔(北村匠海(DISH//))は、キスをしているところを奈々に見られ、カップルであることがバレてしまう。
イラスト/Morimori no moRi

「人と人は想いあうもの」という信頼


こどもを持つことについて、それぞれ違った価値観を持つコーポラティブハウスのカップルたち。その中で、亮司とちひろは「こどもを望まない」立場の2人だ。
亮司とちひろは、「こどもなんかいらない。二人でしたいことをして、死ぬまで一緒に生きていこう」と話して婚約したはずだった。しかし、亮司の元妻が亡くなり、息子の亮太(和田庵)を引き取ることになる。

亮司「おれとしては、亮太を引き取って、この家で暮らしたいと思ってる。だから、もしちひろが嫌なら……」
ちひろ「嫌ならなに? 引き取るのやめる? それとも、私と別れる?」
亮司「亮太を引き取らないっていう選択肢はない。父親としての責任があるから」
ちひろ「婚約者としての責任は?」

約束が違うと取り乱すちひろに、亮司は「事情が変わったんだ」「本当にすまない」としか言えない。
父親としての責任と婚約者としての責任。どちらか選択しなければいけないときに、父親の責任を取るのは当然のことだ。婚約者同士は、お互いに1人でも自立して生きていける。でも、10歳のこどもは必ず誰か大人がそばにいて育てていかなければいけない。婚約者を手放すことが、亮司の選んだ道だった。
高橋メアリージュン・著『Difficult?Yes. Impossible? ...No. わたしの「不幸」がひとつ欠けたとして』(ベストセラーズ)

頭では、こどもを育てるほうが大事だとわかる。なのに、亮司がちひろの気持ちのケアをしないため「自分の都合で婚約者を切った人」に見え、気持ちはモヤモヤしてしまう。
つい、ちひろのつらさに寄り添ってしまい、亮司にもっと気持ちを話したり説得したりしてほしいと考えていた。しかし、ちひろに話を聞いた奈々は亮司の立場を想像する。

奈々「愛しているからじゃないかな」
ちひろ「え?」
奈々「だって、ちひろさんがこどもを持ちたくないってこと、川村さんは誰よりも理解しているんでしょう。ちひろさんのことを思うからこそ、別れを選んだんじゃないかな。好きな人に無理させることほど、つらいことってないと思うから」

奈々のこの視点と発想は、彼女が「人と人は想いあって生きている」ということに疑いを持たない人物であることの表れだ。

ライター情報

むらたえりか

ライター/PR企画者。宮城県出身・女子校育ち。「アオシマ書店」で写真集レビューなどを執筆。ハロプロ、ヒーロー、ベガルタ仙台が好き。

URL:わたしとたのしいくらし

「深田恭子「隣の家族は青く見える」先妻との子どもと現在の婚約者、どっちを優先するべきなのか」のコメント一覧 1

  • 匿名さん 通報

    好きにしたらええやんwww

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