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本物の緊張感「スリープレス・ナイト」ジェイミー・フォックスが「強そうすぎない」ありがたみ

2018年2月9日 09時45分 ライター情報:しげる
エンターテイメントとしての映画に求められている、王道の展開。そして主演ジェイミー・フォックスというキャスティングの説得力。『スリープレス・ナイト』は、これによって強い緊張感が楽しめる作品になった。

巨大カジノを舞台に、怒ったマフィアから息子を取り戻せ!


ラスベガス。深夜の車道で、殺人課の刑事ヴィンセントは相棒とともにドラッグの輸送車を襲撃、25キロのコカインを強奪する。しかし、その際の銃撃戦で麻薬組織の2人が死亡。刑事の立場で証拠隠滅を図ろうとするヴィンセントは、自らが起こした銃撃事件の捜査に志願する。ヴィンセントと相棒は、マフィアからの内部情報を元に金儲けを企む汚職警官なのだ。

一方、汚職警官の摘発を担当する内務調査官のブライアントは、事件現場で警察官向けの銃弾が回収されたことに着目。現場で怪しい行動をとるヴィンセントに目をつける。そんな中、ヴィンセントは別れた妻との間の息子トーマスと車に乗っているところを襲撃され、脇腹を刺された上に息子を誘拐されてしまう。犯人はヴィンセントが強奪したコカインの持ち主であり、カジノ王のルビーノ。息子を取り戻すべく、ヴィンセントはコカインを抱えてルビーノのカジノへ向かう。

ルビーノのカジノには、マフィアのボスであるノヴァクとその手下が押しかけていた。ヴィンセントが強奪したコカインは元々ルビーノからノヴァクへ売り渡されるはずのものであり、取引を潰されたノヴァクは激昂。なんせ相手はマフィアのボス、ルビーノは必死でコカインを取り戻そうとする。

そこに現れるヴィンセント。彼は息子が返してもらえなかった時の保険として、まずコカインの大半をトイレの天井裏に隠し、2つの包みだけを持って交渉に挑む。しかしヴィンセントは内務調査官のブライアントに尾行されており、彼女はトイレで発見したコカインをカジノのスパのロッカーに移す。ここにきて、コカインを返せば息子が戻ってくるはずだったヴィンセントの計画は大きく狂いだす。果たしてヴィンセントは息子を取り戻すことができるのか。そしてヴィンセントの隠された目的とは。

『スリープレス・ナイト』は、元々2011年に製作されたフランスの映画であり、今回公開されたものはそのリメイクだ。舞台はパリのナイトクラブからラスベガスの巨大カジノに移り、ザラッとした実録風だった映像はアクション映画然としたゴージャスなものに変更。アクションもマシマシで、さらに悪役をルビーノとノヴァクという2人にすることで、より先の読めないストーリーへと変化させた形である。

ライター情報

しげる

ライター。岐阜県出身。プラモデル、ミリタリー、オモチャ、映画、アメコミ、鉄砲がたくさん出てくる小説などを愛好しています。

URL:Twitter:@gerusea

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