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「わろてんか」113話。夫も息子も詐欺に遭う、てんは業が深過ぎるヒロイン

2018年2月16日 08時30分 ライター情報:木俣冬
連続テレビ小説「わろてんか」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第20週「ボンのご乱心」第113回 2月15日(木)放送より。 
脚本:吉田智子 演出:鈴木 航
イラスト/まつもとりえこ

113話はこんな話


隼也(成田凌)がマーチン・ショウの手つき金として5千円(いまの一千万円)を払ってしまう。

諦めんと頑張ったら必ず夢は叶います


「今のやり方やと あんたが功を焦ってるようにしか見えまへんえ。地に足つけて働きよし」
てん(葵わかな)がいいことを言った。功を焦らず、いま一番やるべきことをコツコツやることが大事なのだ。

でも隼也は聞く耳もたず、マーチン・ショウの興行権獲得に盲目的に向かっていく。
代理人の通訳として知り合ったつばき(水上京香)が、
「諦めんと頑張ったら必ず夢は叶います。決められた道を行くより挑戦するほうはええと思うんです」と朝ドラヒロインのようなセリフで隼也の背中を押すものだから、隼也がますます朝ドラヒロインの道を歩んでしまう。

父子そろって目のつけどころだけは良い


「ひゃ〜えらいもん出てきた!」
てんのこのセリフ、飄々として最高だった。「なんや楽しそうやなあ」も。

社史編纂にあたって、昔の資料を万丈目(藤井隆)が引きずり出していたところ、藤吉(松坂桃李)がしでかしたパーマネント事件(騙されて大量のパーマネント機を、実家と土地を担保にして購入してしまった。それが北村笑店のはじまりになる)の思い出の物(チラシ)が出てきた(26、27話あたりのエピ)。
あの悪夢の思い出をとっているほうもとっているほうだが。でも、たくさん買ったパチモン・パーマネント機はすべて処分してしまったのかな。それが残念。

喉元過ぎれば熱さ忘れるとはよく言ったもの。あのときの苦労を、藤吉は目のつけどころだけは良かったと笑い飛ばせるようになったいま、再び悪夢が近づいてきていた。
ふと、てんは隼也のマーチン・ショウへの傾倒ぶりが気になって、目のつけどころだけは良かった藤吉(松坂桃李)の仏壇に「見守っておくれやす」と祈る。
ところが隼也は、代理人から競合相手がいると聞かされて、父が息子のために遺したお金(ええなぁ、そんな大金遺してもろうて)を手付金に使ってしまった。

「僕が父親なら殴っているところだ」と栞(高橋一生)。
てんたちに深く深く頭を下げるところで、栞の謝罪の気持ちの強さが伝わってくる。相変わらず誠実やわぁ。

ライター情報

木俣冬

『みんなの朝ドラ』5月17日発売。その他の著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』など。

URL:Twitter:@kamitonami

「「わろてんか」113話。夫も息子も詐欺に遭う、てんは業が深過ぎるヒロイン」のコメント一覧 4

  • 匿名さん 通報

    まあ、いかにも、詐欺に合いそうな流れでしたけどね❗

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  • 匿名さん 通報

    詐欺にあった夫と息子が悪いのに、ヒロインが業が深いせいにするなんてさいてー

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  • 匿名さん 通報

    電髪の一件はキースがもってきたうさん臭い儲け話に藤吉が飛びついただけだと思うのですが、「藤吉は目のつけどころだけは良かった」となるんですね。歌子さんには、「嘘や嘘!」と突っ込んで頂きたかった。

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  • 匿名さん 通報

    マンマンのウイスキーがKAMOI WHISKYって、マッサンw

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