今注目のアプリ、書籍をレビュー

5

「執事 西園寺の名推理」が示す上川隆也の正しい使い方。肝は謎解きじゃない説

2018年4月20日 09時45分 ライター情報:寺西ジャジューカ
4月13日より、ドラマ『執事 西園寺の名推理』(テレビ東京系)がスタートした。

テレビ東京・金曜8時の枠というだけで、安心感が漂う。『三匹のおっさん』や『釣りバカ日誌season2』等の系譜にある今作。地味だけど確実にファンが付く類の作品だ。

事件解決の後に配したクライマックスは新しい


西園寺一(上川隆也)は資産家の奥様、伊集院百合子(八千草薫)に仕えるパーフェクトな執事。
ある日、西園寺と百合子はホテルで開催されるスイーツコンテストへ向かった。コンテストに出場するは、人気スイーツ店の代表パティシエ・青木俊彦(葛山信吾)、テレビで人気の「スイーツ王子」こと錦野省吾(西村和彦)、フランス人で世界屈指の実力派・ピエール・パパン(ジリ・ヴァンソン)の3人だ。
しかしコンテスト開始直前、出場予定だった錦野の刺殺体が発見される。警察は青木を犯人だと疑うが……

もちろん、青木は犯人じゃない。刑事・丸山昭雄(佐藤二朗)の読みはあさってで、取調べ中に青木の髪を掴んじゃったりする乱暴な男だ。真相を突き止めるのは、偶然事件現場にいた西園寺。全員を集め、輪になった状態で推理を発表し、言い逃れできなくなった真犯人がゲロってしまうというお馴染みの展開が続く。もう、嫌になるほど既視感に溢れてる。少なくとも、事件が解決するまでは……。

注目は、青木の店のマネジメントをしている奥村香澄(内山理名)の存在だ。彼女と青木の間には、ギクシャクした空気がある。青木は世界的な菓子メーカーの令嬢・後藤美幸(今村美乃)と親しく、結婚すれば将来は安泰の身。過去に青木と交際していた香澄は、元カレの将来を思い身を引こうとしている。
この回の西園寺は、香澄をケアする姿こそがピーク。事件解決だけで収まらず、青木がコンテストに出品したスイーツに注目するのだ。花言葉で「愛の告白」の意味がある赤いチューリップと「永遠の愛情(結婚)」の意味があるアイビーがデコレーションされ、かすみ草(香澄)が添えられたケーキ。
「(かすみ草を指して)あなたのことかと」(西園寺)
青木が香澄との復縁を願っているのは明らかだった。

事件解決後に描かれる周辺人物のストーリーこそが、本作の見どころ。犯人判明の時点で約20分ほどの放送時間が残されてたのが不可解だったが、どうりで!
途中までは既視感満載。しかし、この要素に限って言えば革新的。サビの後にクライマックスがある。曲が終わったかと思いきや、その後に美しいインストゥルメンタルが延々続く「いとしのレイラ」(エリック・クラプトン)のようだ。

ライター情報

寺西ジャジューカ

1978年生まれ。ブライアン・ジョーンズとビートたけしと前田日明と大江慎也と有吉弘行と篠田麻里子が好きです。ブライアン・ジョーンズと菅井きんと誕生日が一緒。

URL:Facebook

「「執事 西園寺の名推理」が示す上川隆也の正しい使い方。肝は謎解きじゃない説」のコメント一覧 5

  • 匿名さん 通報

    執事役だからか、アクションシーンが割りとコンパクトで少し残念だった。

    2
  • 匿名さん 通報

    メンバー豪華だし面白いのに、アクションの手の古さに毎回萎えてしまう。

    2
  • 匿名さん 通報

    面白そうだなあ、見逃したのが悔やまれる❗

    1
  • 匿名さん 通報

    見てみようかな

    1
  • 匿名さん 通報

    アクションが面白くない。 楽しみにしていたが主役が可哀想だぞ。

    1
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!