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「ブラックペアン」二宮和也「この中にお医者様はいませんかー!」3話

2018年5月13日 09時45分 ライター情報:柚月裕実
俺の体は一つ、だから助けられる命も一つだ。なら、どっち助ける? あ、いや、どっち殺す?」
「ブラックペアン」第3話では、渡海(二宮和也)があっさりスナイプを手にした。多くを語らない渡海、ますます考えていることがわからない。
渡海「この中にお医者様はいませんか」
イラスト/まつもとりえこ

結果が全て


高階(小泉孝太郎)はもう後がなかった。外科学会理事長の座を狙う帝華大の西崎教授からはスナイプ手術の成功を迫られ、東城大でも立場がない。
過去に2度スナイプを使った手術が行われたが結果が出せていない。1話ではスナイプが直接関係していないものの、術後に患者の容体が急変。2話では医師の明らかな人為的ミスによって失敗した。
医師の仕事は、結果が全てで失敗が許されない……。

佐伯教授からスナイプ手術の執刀医に指名された渡海。「教授命令ならば」と引き受けた。てっきり「そんなオモチャ、信頼できるかよ」と敵対視するものかと思いきや、あっさり引き金を引いた。
しかも、事前に一度もシミュレーションをすることなく、ぶっつけ本番。高階と世良(竹内涼真)が試行錯誤の末にようやく探り当てた挿入位置と角度も、渡海は「逆にそこしかないんですけど?」とすでに細かく把握していた。

論文を大切に扱う正統派の高階と、「論文で人が救えるなら世話ないよ」とその類に一切手をつけない渡海。斜に構えた態度と物言いが癇に障った高階は「論文は医者の全てなんだ」。
対する渡海「腕がいいことは認めます、だがその思いがわからないあなたは私に言わせれば医者ではない。ただの手術職人だ」。
口角をあげた渡海「そんなに褒められたら、照れちゃうよ」
……何から何まで敵わない。

「この中にお医者様はいませんか?」


渡海らのオペ中に、別の患者の容体が悪化した。インターフォンで事態を知った世良が高階と渡海に取り継ぐ。
渡海が「猫ちゃん、左かな」一言ささやくと、猫田がオペ室を出て行った。

あいにく佐伯教授が不在で、佐伯式ができるのは渡海のみ。明らかにピンチをむかえたオペ室。世良が渡海に再度訊ねると、
「俺の体は一つ、だから助けられる命も一つだ。なら、どっち助ける? あ、いや、どっち殺す?」
逆に質問が返ってきた。世良のトラウマが甦ってしまいそうな二択だ。
生かすも殺すも医者しだい……医者の立場からするとそういう言い回しになるのか。
「そんなこと僕に決められませんよ」焦る世良に渡海が言った。「俺なら両方助ける」。
“オペ室の悪魔”、“ダークヒーロー”といわれているけれど、口が悪いだけのスーパーヒーローという気もしてきた。

ライター情報

柚月裕実

Web編集/ライター。ジャニヲタ。アイドルがサングラスを外しただけでも泣く涙腺ゆるめな30代。主にKAT-TUNとNEWSですが、もはや事務所担。

URL:Twitter:@hiromin2013

「「ブラックペアン」二宮和也「この中にお医者様はいませんかー!」3話」のコメント一覧 1

  • 匿名さん 通報

    主役の渡海の二宮、彼が役に合ってるように感じません。ミスキャストに感じます。

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