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「コンフィデンスマンJP」ウッチャン爆発ならず6話。トンデモ考古学ネタ徹底解説してみた

2018年5月21日 10時00分 ライター情報:大山くまお
長澤まさみ主演、古沢良太脚本の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』。奔放なダー子(長澤まさみ)、お人好しのボクちゃん(東出昌大)、変装の名人・リチャード(小日向文世)の3人の“コンフィデンスマン(信用詐欺師)”が悪党から大金を騙し取る。

先週放送された第6話の視聴率はちょっと下がって8.2%。『週刊文春』の辛口ドラマ評論家・今井舞も絶賛、大泉洋も「面白い」と言っている(古沢良太ツイッターより)のだけれど、視聴率は伸び悩み中。ま、こういうことは慣れっこさ。

悪徳コンサルタント内村光良登場!


第6話「古代遺跡編」には“視聴率男”内村光良が登場! 月9ドラマ出演は『西遊記』以来12年ぶり。かつてWOWOWのドラマ『結婚詐欺師』では詐欺師と戦う刑事役を演じたが、ダー子たちのたくらみを見破ることができたのだろうか?

内村が演じたのは、地方再生や町おこしを得意とする売れっ子コンサルタント・斑井満。しかしその正体は、地方に出向いては耳あたりの良いプロジェクトを持ちかけてタダ同然で土地を買い上げ、産廃業者に転売して大金を得るという悪徳コンサルタントだ。口癖は「田舎の年寄りはチョロいもんよ!」。ひ、ひどい。

ボクちゃんが自分探しの自転車旅で立ち寄った十色村も、斑井のターゲットの一つ。村の特産品を販売する「ふるさとふれあいモール」を作ることになっていたが、いつのまにかプロジェクトは頓挫。その跡地に産廃処理場を建設する工事が進んでいた。ボクちゃんが立ち寄ったラーメン店の夫婦(野添義弘、長野里美)は「もうこの村もおしまいだ」と嘆く。

義憤にかられたボクちゃんは工事を止めようとして、ダー子とリチャードに協力を依頼。工事を止めるには現場が遺跡だったという証拠が見つかればいい。リチャードから借りた縄文式土器を工事現場に埋めたボクちゃんは土器が発掘されたと報告するが、斑井はそれを破壊。粉々に踏み砕いてしまう。ボクちゃんの計画、あっさり失敗!
イラスト/まつもとりえこ

レキシ、シュリーマン、『まぼろしの邪馬台国』


なぜ斑井は土器を執拗に踏み砕いたのか? 斑井は考古学に憎しみに近い感情を持っていた。斑井の父親、斑井万吉(山本浩司)は仕事もせずに遺跡発掘に生涯を捧げた在野の考古学者。意味不明な学説を主張して周囲から変人扱いされ、誰からも相手にされずに一生を終えた。万吉の著書『幻を求めて』(全18巻)は紛うことなきトンデモ本である。子どもの頃は喜んで父親のあとをついていった斑井も、やがて家庭を顧みない父親を憎むようになっていた。

ライター情報

大山くまお

ライター。著書に『野原ひろしの名言』『野原ひろしの超名言』(双葉社)、『名言力』(ソフトバンク新書)、『中日ドラゴンズあるある』(TOブックス)など。

URL:Fire Stone and Water

「「コンフィデンスマンJP」ウッチャン爆発ならず6話。トンデモ考古学ネタ徹底解説してみた」のコメント一覧 3

  • 匿名さん 通報

    ウッチャンよかった!

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  • 匿名さん 通報

    せっかくうっちゃん使ったのに脚本が雑でつまらなかったな。

    0
  • 匿名さん 通報

    うっちゃんが不良になったらやなぁと思ってた

    0
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