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「シグナル」視聴率低下の原因は、制作側が視聴者を信用しすぎているからじゃないか6話

2018年5月22日 09時45分 ライター情報:沢野奈津夫
坂口健太郎が初主演を務めるドラマ、フジテレビ系「シグナル 長期未解決事件捜査班」(関西テレビ制作、毎週火曜21時〜)の第6話。
イラスト/Morimori no moRi

視聴率がかなり下がってきている。同じ枠の過去作も似たり寄ったりなので、特別な失敗という訳ではないが、9.7%スタートと好調だっただけに、6話で5.7%は下がってしまったという印象が強い。

もちろん視聴率が低いからってそのドラマが面白くないとは限らない。だけど、低いには低いなりの理由はあると思う。

制作側が視聴者を信用しすぎだと思う


まず思うのが、制作側が我々視聴者を信用しすぎているということだ。全てのシーンを刮目し、全てのキャラの心情に思いを寄せる前提で作り過ぎている気がする。もちろんそうした方が楽しく作品を観ることが出来るのは間違いない。だが今の時代は、インターネットや録画機能の発達のため、じっくりと腰を据えて「さぁドラマ見るぞ!」という人が減ってきている。我々視聴者は、ドラマを観ながらLINEも返すし、洗い物もするし、子供のオムツだって替える。1時間集中して観られる人はそんなに多くないのだ。なのに「シグナル」は、重厚感と緊張感を大切にするあまり、説明が不足になりがちだ。

例えば、1話から言われていることだが、「シグナル」は現在と過去を無線で繋ぐストーリーのため、とにかく時系列がわかりづらい。2つの時代の行き来に加え、さらには回想なんかも入る。これだけでもだいぶわかりづらいのに、緊張感や重厚さを大事にしているせいか、テロップでわかりやすく“1998年”とか、“岩田(当時・〇〇歳)”とか、時代や人物を説明しない。

白髪を入れたり、小道具やファッションにこだわってキッチリ描き訳が出来ているので、よく見ればどっちの時代かはわかる。ちゃんと観ている人からすれば、野暮なテロップや、説明臭いセリフ回しなんかは必要ないし、この形は1つの正解なのだろう。だが、先ほども説明したように、ちょっと眼を離してしまう人には、やっぱりわかりづらい。初登場のキャラなんて、どっちの時代に生きている人間なのか簡単に見失ってしまう。

大事な大事な動機もわかりづらい


今話の犯人・工藤(平田満)の動機もわかりづらかった。

20年前、工藤の娘・和美(吉川愛)はバスの爆発事故に巻き込まれてしまった。この様子をテレビ中継越しに見ていた工藤は、香織の父・英介(小須田康人)がレスキュー隊員に、足が挟まって身動きが取れない和美より、娘の香織(野崎萌香)の救出を優先するように懇願しているのを目撃、その結果、和美は死んでしまう。

ライター情報

沢野奈津夫

サッカー、漫画、食べ物、子持ち、ブサヘア、元芸人。

URL:Twitter:@natsuo_sawano

「「シグナル」視聴率低下の原因は、制作側が視聴者を信用しすぎているからじゃないか6話」のコメント一覧 6

  • 匿名さん 通報

    シグナル面白いだろ! 単に「フジだから見ない」偏見を持つ奴が多いだけ。 最初は花晴れを見に行ってるのかなと思ったら、コレも視聴率上昇が止まっている。

    7
  • 匿名さん 通報

    韓国ドラマのパクリなんか,常識的日本人は敬遠する

    6
  • 匿名さん 通報

    簡単な話ですよ。韓国ソフトをぱくるようになった体たらくに絶望しとるんですわ。SHARPもTOSHIBAも破綻するわけだ(/_;)

    5
  • 「面白いよ」 通報

    言っていればいいんじゃないの? 最近の説明され過ぎドラマも、良し。両方良さがあるよ。 逆にさ、もう 視聴率は昔とは比べず、ネット配信のものと横並びで考えた方がいいんじゃないの。

    4
  • 匿名さん 通報

    状況が無理筋。レスキューが来ているのに消火がままならない状況、レスキューも巻き込まれて二次災害になりかねないのに。引火・爆発を止めるのが最優先でしょ。

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