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「ゴールデンカムイ」殺人者同士の交歓!たくさん人を殺してきた同士のかわすキラキラ9話

2018年6月11日 09時45分 ライター情報:たまごまご
人気の変態キャラクター辺見和雄が登場して、煌めきまくっている8話と9話の「ゴールデンカムイ」。公式もこの人気をよくわかっているようで、辺見の股間がホログラムでキラキラする、煌めきステッカーをプレゼント、というフェアを開催中。よりによって感がすごいけれども、これがゴールデンカムイらしさ。




9話は、2種類の人間の、言葉ではない通じ合いを描いた回だ。
「ゴールデンカムイ」8巻表紙は、スナイパー尾形百之助。アニメ序盤で死にかけた彼が、9話では脅威になる。腹の内の見えなさはトップクラス。

人殺しは人殺しとしかわかりあえない


前半は、金塊のありかのヒントである刺青が入った男であり、息をするように人を殺していくシリアルキラー、辺見との決戦。
もっとも辺見の顔を知っているのは、かつて網走刑務所で一緒だった白石だけなので、主人公の杉元佐一も彼を善良な漁師だと勘違い。
ものすごく優しくかばっていた杉元、彼が辺見だと知った途端、容赦なく脇腹にナイフを何度も突き刺す。

辺見が求めていたのは、杉元のような抗えない力の持ち主。
たくさんの人を殺し続けていたのは、自分を殺してくれる最高の相手を探すため。
自分をわかってくれる人を探す辺見のレーダーは、ドンピシャの相手として杉元を見つけ出した。

辺見「不死身の杉元、さっきそう呼ばれてましたよね。わかる気がします、あなたも輝いて死にたいからこそ戦うんだ」
杉元「俺は死ぬつもりなんてない。絶対にまだ死ねない」
辺見「それですよ! その想いが強い程強く激しく煌くんです」
杉元「わかった。それじゃあとことん一緒に煌こうか」

彼の理屈を義で跳ね返さないのが、杉元というキャラクターの、善良ではない深みを感じさせるところ。
2人に共通するのは、死に抗うために人を殺してきた、という部分だ。
抗う理由が、杉元は生きるためで、辺見は殺されるため、と逆なだけ。

同行している白石は「辺見の頭の中なんて理解したくもねえな」と述べていた。
白石は脱獄を繰り返す極悪犯ではあるが、人を殺したことはない。アイヌの凄腕狩人であるアシリパも同じだ。
言うなれば殺してない2人は「こっち側」で、辺見と杉元は「あっち側」の人間。
白石は、辺見の死体の皮をすぐに剥ぎ取る杉元を見て、彼の感覚に怯える。
「あいつが一番おっかねえ」

辺見の皮を剥ぎ取りながら「お前の煌めき、忘れないぜ」という杉元。
これがどういうことなのか、推測は出来ても、共感するのは難しい。
たくさん人を殺してきた2人だけがわかる感覚。

ライター情報

たまごまご

フリーライター。「ねとらぼ」「このマンガがすごい!WEB」などで執筆中。ひたすらに、様々な女の子の出てくるマンガを収集し続けています。

URL:たまごまごごはん

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