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「半分、青い。」62話。鈴愛遂に漫画を描き始める。朝ドラはみんなを救う

2018年6月13日 08時30分 ライター情報:木俣冬
連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第11週「デビューしたい!」第62回6月12日(火)放送より。 
脚本:北川悦吏子 演出:橋爪紳一朗

62話はこんな話


律(佐藤健)と別れ悲しみにくれる鈴愛(永野芽郁)に、秋風(豊川悦司)は漫画を描けと言う。
「律くんがくれたチャンスだ」と。

鈴愛の成長


62話は主題歌からはじまって、鈴愛の部屋の場面に(菜生のプレゼントのバッグや晴のぬいぐるみがちゃんと出してある)。
「背中さすさすしてて」とユーコ(清野菜名)に抱きつく鈴愛。「さすさすして」ってかわいい台詞。

「なんだろ このデジャヴュ感」「ダブルで来たってことか」「1週間で2回振られている」とユーコは冷静だ。
そこへボクテ(志尊淳)もやって来て「本当の事言うと、律くんと鈴愛ちゃん絶対にくっつくと思ってたんだよ」と慰めているんだか惜しんでいるんだか。
「私もそう思ってた ような気がする」と応える鈴愛。
なんなんだよー。正人(中村倫也)はどうなってんだよー、と思うが、61話のレビューでも書いたが、鈴愛は、正人に振られたときの無様な態度から少し成長している。

まず、律との別れで惨めにすがることをしないで、からっとしようとしたこと。そして、仕事場では泣きたくなると今度はトイレに行って泣くようになった。あの発明品はもう使わない。
過呼吸になってユーコに慰めてもらったのは同じだが、転んでも毎度同じパターンを踏まないことを学んだといえるだろう(世の中にはいつも同じパターンの人もいるけれど)。それが正人の役割。

それと、こういうとき母のくれたかわいいぬいぐるみを抱きしめたりしないところが、晴よりは母子離れしているように思って面白い。

律くんと鈴愛はもっと深いところで



Tシャツの襟が破れているのもかっこいい秋風。鈴愛に「描け」「泣いてないで いや 泣いてもいいからかけ」「楽になる」「創作は 物語をつくることは自身を救うんだ」「物語には人を癒やす力があるんだ」などと励ます。

場面はティンカーベルの廊下から秋風ハウスの中庭に。鈴愛はユーコとボクテとテーブルを囲んでおしゃべり。空は青空。白い雲が浮かんでいる。
「雲が律だと思ったらいつでもいられるな」と空を見上げて夢想する鈴愛。
「馬鹿だねえ鈴愛は」とユーコが意外とばっさり。
岐阜弁と標準語のちゃんぽんで、思いを語る。
「触った記憶がない。

ライター情報

木俣冬

『みんなの朝ドラ』5月17日発売。その他の著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』など。

URL:Twitter:@kamitonami

「「半分、青い。」62話。鈴愛遂に漫画を描き始める。朝ドラはみんなを救う」のコメント一覧 4

  • 匿名さん 通報

    >ユーコとボクテは少し椅子をずらして、秋風と鈴愛と距離を取る。  距離を取ったのではなく、座ってた椅子の向きを変えたのでは?聞きやすくするために。

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  • 匿名さん 通報

    調べてみると1990年の7月7日は満月の前日であり、鈴愛の説明とよく合っています。東京は、日中も夜も晴れていたようです。日にちまで限定している場合は、こんなところまで確認してるんでしょうね。

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  • 匿名さん 通報

    最近の木俣さんの朝ドラレビューには以前のようなキレがない。取材でNHKに出入りされているようなので、いわゆる忖度なのか、それともほめ殺しか??何だか宗教みたい

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  • 匿名さん 通報

    <触った記憶>幼少期の耳鳴りが聞こえるか確かめた時はカウントされないのでしょうか? 手に触れるよりも、耳と耳を合わせる方がドキドキしませんか?

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