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「フリースタイルダンジョン」初代VS2代目モンスター奇跡のバトル「うぇいよー」の重み

2018年6月13日 10時00分 ライター情報:米光一成
初代モンスターが来襲し、ついに初代モンスターvs.2代目モンスターのバトルが実現。
即興のラップバトル番組『フリースタイルダンジョン』5th season Rec 3-1(→公式、→テレビ朝日、→Abema)で毎週火曜日深夜放送。

3REC連続で般若が引きずりだされる屈辱的状況。
それに対して、物申しにやってきたとZeebra(→twitter)に紹介されるのが初代モンスター漢a.k.a.GAMI(→twitter)、R-指定(→twitter)、T-Pablow(→twitter)、サイプレス上野(→twitter)、CHICO CARLITO(→twitter)、DOTAMA(→twitter)である。
初代モンスター、「ふざけんなこのやろう」「悔しい試合が多かった、同じモンスターとして」「最高の説教タイムにしたい」とガンガン煽る。
2代目モンスターの裂固(→twitter)、呂布カルマ(→twitter)、崇勲(→twitter)、輪入道(→twitter)、ACE(→twitter)、FORK(ICE BAHN)(→twitter)も、「なめんなよ」「何言ってんのかな」「そのまま伝説で終わってたらよかったのにな」「全体的にどの口が言ってんのかな」「辞めたヤツに説教される覚えはない」と、こちらも煽る煽る。
バチバチの対決だ。

特別ルールは、こうだ。
初代モンスターが1人ずつ登場し、2代目に戦いを挑み4人抜きを目指す。
般若は登場せず。
賞金100万円はなし。プライドを賭けたバトルだ。
ライブはDOTAMA「悪役」

最初の初代は、T-Pablo(→twitter)。
BAD HOP「Mobb Life」がiTunes総合アルバムチャート1位を記録し、ぐいぐい人気上昇中である。
2代目モンスターについて「カッコいいラップをできる人がいない」と語る。

対する2代目モンスターは崇勲(→twitter)。
T-Pabloと崇勲は、フリースタイルダンジョンで2年前にバトルしている。
そのときは、クリティカルで崇勲が勝利した。

1st BATTLE。
ROUND1。
T-Pablow
「【コンプラ】の代わりに俺からうぇいよー」
といきなりのコンプラ。コンプラはおそらく「UZIさん」。ううむ、コンプラかかってしまうのか。
その後も、コンプラの連続。
崇勲、そこには触れず。
「絶対負けさせねぇ HIP HOP is DEAD いや俺ら2代目の椅子Get」
3対2で2代目モンスター崇勲の勝利。

ROUND2。
T-Pablow「イケてりゃなんでも良い 仲間たちと掴むRichi」と、めちゃくちゃ間を開けてラップする。
「TRAPみたいに乗せてきて」といとうせいこうが解説していた。
めちゃくちゃ遅いテンポでラップして、倍でとってノる。
2000年代にアメリカ南部アトランタで生まれたスタイルだ。
もともとトラップは、ドラッグを売る場所(トラップハウス)のこと。
というか、誰も住んでないゴーストハウスに若者が集ってパーティーをしていたその場所のこと。
ここで作られたスタイルが拡がっていって、トラップミュージックと呼ばれた。

対する崇勲も、TRAPみたいに乗せてくる。
T-Pablow「俺ならどうでもいいイケてりゃなんでもいい 紫仲間すする【コンプラ】」
と、コンプラかかるヤバいネタでぐいぐい攻める。
それに対して崇勲は、
「悪い人からリンリン 電話鳴っても出ない
悪い事はしない 心に決めている」

と高らかに宣言。
ラウンド終わって、小さくガッツポーズするT-Pablow。
クリティカルで、初代モンスターT-Pablow勝利だ。
フリースタイルイラスト/まつもとりえこ

ライター情報

米光一成

ゲーム作家/ライター/デジタルハリウッド大学客員教授。代表作「ぷよぷよ」「BAROQUE」「想像と言葉」等。

URL:Twitter:@yonemitsu

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