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「花のち晴れ」メインキャラ3人が全員クソ、周囲の人たちの幸せをブチ壊すデンジャラスな主人公・音9話

2018年6月19日 09時45分 ライター情報:北村ヂン
『花より男子』新シリーズ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS・火曜10:00〜)第9話。

ドラマのメインキャラである江戸川音(杉咲花)、神楽木ハルト(平野紫耀)、馳天馬(中川大志)3人の好感度がガンガン下がっていくという、珍しい展開だった。
イラストと文/北村ヂン

憎らしさ全開の悪役が遂に登場


これまで、このドラマが何となく物足りなく感じていたのは、明確な悪役がいなかったからだろうか。

天馬の義母(高岡早紀)や、ハルトの父親(滝藤賢一)がちょいちょい恋路を邪魔してきたり、「庶民狩り」を嬉々としてやっていたモブ生徒あたりは「悪いやっちゃなー」と思わされたが、ストーリーにガッツリ絡んでくるわけでもなかった。

初期の真矢愛莉(今田美桜)は、かなり強力な悪役感に満ちていたが、あっという間に仲間になってしまったし。

そんな中、全力で憎めるヒールが登場。馳天馬の側近・近衛仁(嘉島陸)だ。

天馬のことを敬愛するあまり、天馬からあんなに愛されているのにちょいちょい裏切るようなことをしている音に対して怒りを募らせており、英徳学園の看板への落書き事件やバースデーケーキ爆発事件、音がスプレーで襲撃された事件は、すべて近衛が裏で糸を引いていたのだ。

そんな近衛の暗躍も、実行犯に金を渡しているところを、たまたま通りがかった音に見られたことでアッサリ発覚。

当然、天馬に報告するわけだが、ここで「いい人だから、みーんな信じちゃう」天馬の悪いところが出てしまった。

「私を襲った犯人を見つけたの。この人! この人が犯人!」

と指摘するも、近衛の事を信用しきっている天馬は、

「音、もしかしたら……何かの見間違いじゃないかな?」

などと、眠たいことを言っている。

英徳学園への嫌がらせはまだしも、音自身も襲撃されている事件なのに、こんなにボンヤリしたこと言ってる場合じゃないだろう。

ただ、その発言を受け、

「天馬くんは信じてくれないんだね……」

と、120%の被害者面をする音は音でどうかと思うが。

今まで散々愛情を注いでくれた天馬を、親との食事会すっぽかしをはじめとして、何度も裏切り続けてきたのは音の方だ。

天馬が音の言うことではなく、近衛の言い分を信じてしまったのは、ある意味、今まで積み上げてきた信頼の差だろう。

「少なくともアナタよりは馳さんを喜ばせられますよ。馳さんからの愛情を過信しているアナタよりはね!」

という近衛のセリフ、そのまんまの結果になっているだけだもん。

ライター情報

北村ヂン

群馬県出身。ライター&イラストレーター。珍奇でバカでサブカルチャーなものが主な取材対象。「デイリーポータルZ」や「日刊サイゾー」などで執筆中。

URL:Twitter:@punxjk

「「花のち晴れ」メインキャラ3人が全員クソ、周囲の人たちの幸せをブチ壊すデンジャラスな主人公・音9話」のコメント一覧 2

  • 匿名さん 通報

    絵が相変わらずの低クオリティー❗

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  • 匿名さん 通報

    メグリン見守る感じが 完全に同意。 メグリンは僕らおっさん世代に強烈に刺さるのかな。

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