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「半分、青い。」85話。はじめて自分の漫画のファンに出会って、鈴愛涙

2018年7月10日 08時30分 ライター情報:木俣冬
連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第15週「すがりたい!」第85回 7月9日(月)放送より。 
脚本:北川悦吏子 演出:橋爪紳一朗
連続テレビ小説「半分、青い。 」完全版 DVD BOX1 NHKエンタープライズ
8月24日発売

「連続テレビ小説 半分、青い。 完全版 DVD BOX1」

85話はこんな話


森山涼次(間宮祥太朗)は鈴愛(永野芽郁)の漫画のファンだった。はじめて出会った自分のファンに鈴愛は涙する。

美しい弦楽器のように


涼次が忘れていった手帳にはさまっていた詩に感動する鈴愛。鈴愛のために書いたのではと田辺(嶋田久作)がからかうが、いっそそうだったらいいのにと思うほど。

店が珍しく忙しくなった時、涼次は鈴愛の耳が聞こえないことに気づいた。
気を使う涼次に「美しい弦楽器のような通る声でしゃべってくれれば聞こえます」と鈴愛は言う。
そこで、佐藤健がいつもうっとりするような声音でしゃべっていたわけがわかった。
だが佐藤演じる律は結婚してもう鈴愛の手の届かないところに。
佐藤はこの7月期、他局のドラマにレギュラー出演。

大納言に鏡があるのは以前帽子店だったことの名残であると説明する田辺。
扇風機が壁に向いているのは風が柔らかくなるから(豆知識、是非試してみたい)。
唐突に扇風機の話になるのではなく、鏡から入るところが作劇のテクニックだと思う。

三おば


100円ショップ大納言のオーナー・三おばこと藤村三姉妹の紹介が順調に行われていく。
長女の光江(キムラ緑子)はブラウスの上に着物を着て、和洋折衷、おしゃれ。帽子デザイナーだけあるセンスの良さだ。家で帽子教室をやっている。もともと、大納言があった場所で「3月うさぎ」という帽子店を営んでいた。父は権蔵(美濃権太と名前が似ている。秋風がここん家の子だったら驚くがさすがにそこまでご都合主義はないと思う)。
次女の麦(麻生祐未)は野鳥マニアでちょっと変わり者に見える。姉のつくってくれた鳥がたくさんくっついた帽子をかぶっている。
起き抜けのぼさぼさ頭で家を歩き回る三女のめあり(須藤理彩)は今でいうニートらしいとナレーション(風吹ジュン)で紹介された。

この三人、わけあって三姉妹で片寄せ合って暮らしているようだが、そのわけもおいおい描かれていくのだろうか。
ここでキムラ緑子の結婚に関するエピソードを記しておこう(トーク番組や週刊誌などで語られていたもの)。
劇作家、演出家のマキノノゾミ(朝ドラ「まんてん」の脚本を書いた方)の奥さんだが、一度離婚している。

ライター情報

木俣冬

『みんなの朝ドラ』5月17日発売。その他の著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』など。

URL:Twitter:@kamitonami

「「半分、青い。」85話。はじめて自分の漫画のファンに出会って、鈴愛涙」のコメント一覧 9

  • 匿名さん 通報

    ファンに握手を求められる❗この展開は、予想してませんでした❗

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  • 匿名さん 通報

    田辺店長は「鈴愛のために書いたのでは」とまでは言っていません。「楡野さんに見せようと思ってわざと置いていったんじゃないの」と言っただけです。鈴愛に見せるという目的は同じでも、両者はちょっと違います。

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  • 匿名さん 通報

    秋風のオフィシャルページとかがあって、そこに鈴愛の写真があっても不思議はない。漫画雑誌に写真が出たこともあるかもしれない。店員の楡野さんが漫画家楡野スズメであることに涼次が気付いていた可能性はある。

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  • 匿名さん 通報

    スズメ原作で映画を撮ればいい

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  • 匿名さん 通報

    あの詩は涼次が書いたものなのか? 涼次はわざと話を逸らしたようにも見えましたが、だとすると涼次の意図は? まあそれは追い追い分かるとして、視聴者をはぐらかすという制作者の意図があるのは見え見えですね。

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