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玉袋筋太郎『粋な男たち』を読んで、彼がオフィス北野騒動を静観する理由がわかった

2018年7月14日 09時45分 ライター情報:寺西ジャジューカ
そりゃあもう前から好きだったけれど、最近はより一層、玉袋筋太郎のことを好きになってる。理由は、一連のオフィス北野騒動だ。軍団と背広組の陣地取りのようなすったもんだに一定の距離を置き、時に寂しげな雰囲気を漂わせていたこの人。
かつて、ビートたけしは人気店に行列をなしてまで入ろうとする者を「品がない」と評していたが、玉さんも一連の騒動に何とも言えない品のなさを感じてたのではないか。(「KAMINOGE vol.77」にて、玉袋は「俺も軍団の兄公の悪口言うのやめるわ」「全部言っちゃうと向こうが落ちるだけじゃなくこっちも落ちちゃう」と発言している)

玉さんは、新宿生まれ新宿育ちだ。「東京生まれは違うよな」と、傍観者の立場から勝手に惚れ直したというか。

たけしが伝える粋


今月、玉袋が『粋な男たち』(KADOKAWA)なる新書を発表した。
『粋な男たち』玉袋筋太郎/KADOKAWA

団結した軍団がパワーゲームを展開する中、徒党を組まず自我を貫く彼に粋を感じていたので、めちゃめちゃグッドタイミングな出版だと筆者は感じる。

玉袋は、自らのことを「粋な男」とは認めない。というか、「俺は粋だよ」と言う人間が粋なわけないのだが。
「でも、粋に憧れる思いは昔も今もずっと変わらないし、多くの偉大な人たちが見せてくれた『粋』を感じる『センサー』だけは持ち続けているという自負はある」

そのセンサーがあるからこそ、彼はビートたけしの弟子になった。
「中学時代に初めて『ビートたけしのオールナイトニッポン』を聞いて以来、オレはずっと『たけし原理主義者』として生き続けてきた」
玉袋が“たけしチルドレン”のままでいるということは、今も昔もずっと玉袋はたけしから粋を感じ続けているということ。

玉袋は、「遠慮のある人」が好きだという。浅草キッドには謹慎していた時期がある。復帰の目処が立たず、沈んでいた玉袋に連絡を入れたたけしは、弟子相手に負けん気を発揮した。お前らなんかまだまだだ。オレは、フライデー事件を起こした。でも、こうして舞い戻ってきている。
たけしが何を言いたいか、センサーを持つ者には丸わかりだろう。――明けない夜はない。シャイなたけしは直球を放らない。でも、密かに奮起させてくれる。玉袋は、北野映画について、こう持論を述べている。
「北野作品には泣ける映画もある。胸が苦しくなるような場面もいっぱいある。でも、それは過剰なセリフだったり、大袈裟な音楽だったり、そんなもので盛られたものじゃない。

ライター情報

寺西ジャジューカ

1978年生まれ。ブライアン・ジョーンズとビートたけしと前田日明と大江慎也と有吉弘行と篠田麻里子が好きです。ブライアン・ジョーンズと菅井きんと誕生日が一緒。

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「玉袋筋太郎『粋な男たち』を読んで、彼がオフィス北野騒動を静観する理由がわかった」のコメント一覧 3

  • 匿名さん 通報

    粋とは違うと思うんだが...遠慮とか、奥ゆかしさのことかな 最近はそういう人も少なくなった 歩いていると目の前を横切ったり、避けもせずぶつかってくる中年男性が多い 恥じらいが無い奴らだ

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  • 匿名さん 通報

    ビッグネーム(?)に怖気づいて忖度してるだけだろ、バカども。たけしの首に誰かはやく鈴をつけろよ。

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  • 匿名さん 通報

    控え目ストーカー的な

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