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「半分、青い。」95話「この世に生きるただゆっくりと前に進むしかない私たち自身の虚無」

2018年7月21日 08時30分 ライター情報:木俣冬
連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第16週「抱きしめたい!」第95回 7月20日(金)放送より。 
脚本:北川悦吏子 演出:田中健二

95話はこんな話


出会って6日で結婚を決めてしまったため、鈴愛(永野芽郁)は涼次(間宮祥太朗)のことをほとんど知らなかった。結婚してから彼の意外な面を知ってしまう。

だめんず


現実世界では日本列島が危険な暑さにさらされている中、「半分、青い。」では呑気に三おば・光江(キムラ緑子)、麦(麻生祐未)、めあり(須藤理彩)が素麺と水茄子を食べている場面からはじまった。
素麺、パスタ・・・と麺を食べていることの多い三おばだが、もしや麺とイケメン(間宮、斎藤工)にかけているのではと思ったら、メンはメンでも「だ“めん”ず」だった。

母屋にやってきた鈴愛。涼次に絶対開けていけないと言われた箱を開けると、入っていたのは未完成の台本の数々。おもしろいけど、一作も完成したものがないことを訝しむ鈴愛に、読書感想文でさえ最後まで書いたことがない、私が書いていた、と麦。
あの子は「昔から三日坊主」「夢は大きい」「言う時は本気」と光江。
「夢に夢みるタイプ」とめあり。
鈴愛は涼次が「だめんず」だったと知ってショックを受ける。

責任とってよ


場面変わって、岐阜。喫茶ともしび。
にわかに菜生(奈緒)とブッチャー(矢本悠馬)が急接近。
「責任とってよ」と物騒なことを菜生が言うものだからドッキリしたら、東山動物園でコアラを見ただけだった。それは「愛の証」と言うのだとか。
職場のノルマが達成できなくて心が弱っている時、ついついブッチャーに心がよろめいてしまったらしい。
ブッチャーはいい人なのでたちまち菜生にプロポーズする。
すると菜生はたちまち表情が変わり、おしゃれ木田原の改装資金が必要だとか言い出すちゃっかりぶり。
律(佐藤健)も涼次もブッチャーもすぐに結婚を口に出す。でもいるのだ、急に「結婚」と言うタイプの人たちは。彼らは様々な問題も抱えてはいるがたいてい根はいい人なんだと思う。

かたつむりの視線に見せかけて


だめでもいい人な涼次は元住吉と撮休前だからと羽根を伸ばし、夜中に酔っ払って帰って来る。
中島みゆきの、ドラマ「家なき子」の(94年)の主題歌「空ときみのあいだに」を歌うふたり。
これは犬の目線だと元住吉は解釈し、四つん這いでわんわん言っていると鈴愛に水をかけられる。

ライター情報

木俣冬

『みんなの朝ドラ』5月17日発売。その他の著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』など。

URL:Twitter:@kamitonami

「「半分、青い。」95話「この世に生きるただゆっくりと前に進むしかない私たち自身の虚無」」のコメント一覧 5

  • 匿名さん 通報

    涼次に料理の才能はあることをみんな知ってるのに、誰も料理人への道を進めないのはなぜか。

    17
  • 匿名さん 通報

    濃いキャラばかりでそのくせストーリーは希薄で、脚本家の過去の名作(?)パロディはなぜか悲しいし。このライターさんの持ち上げ具合も無理があるし、運命の相手とやらももうどうでもいいわ。

    11
  • 匿名さん 通報

    ヘレンケラーの次はニーチェを持ち出してこの駄作を持ち上げるとは!神回連発の本編に呼応して木俣さんも神レビュー連発ですね!

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  • 匿名さん 通報

    > 犬の目線   秋風塾で「月屋根」をいじくり倒して、犬目線になったという話を思い出した。ところで、最後に秋風が描いた「月屋根」はどんな風になったのでしょうね。

    5
  • 匿名さん 通報

    菜生とブッチャーとか楡野家の人々とか ヒロインが東京にいる間の 岐阜の面々のやり取りの方が面白い。

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