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「ヒモメン」初回の失態を十分にカバー、川口春奈を想う窪田正孝は「愛すべきクズ」だ2話

2018年8月11日 09時45分 ライター情報:寺西ジャジューカ
ドラマ『ヒモメン』(テレビ朝日系)の第2話が8月4日に放送された。
イラスト/Morimori no moRi

初回を観た時はどうしようかと思った。窪田正孝扮するヒモ男・碑文谷翔が、ヒモというよりただのクズだったのだ。正直、笑えないレベルのクズっぷり。初回の彼には閉口したものだ。
鴻池剛『ヒモメン〜ヒモ更生プログラム〜』1巻/KADOKAWA

でも、2話目は良かった。変身したのか修正したか、クズはクズでも愛すべきクズになった。コメディ要素が強まり、翔のダメ男っぷりを愛でて笑うストーリーに変貌。クズであり、アホであり、ヒモメンの翔。土曜の夜は、このゆるさでくだらなさを極めてほしい。初回で下げに下げたハードルを余裕で跳び越える憎めなさには一安心だ。

稼ぎのないヒモの甲斐性


憎めないながらも、第2話だってオープニングからひどい。「連れていきたい場所がある」と、同棲中の彼女・春日ゆり子(川口春奈)を連れ出した翔。2人が到着したのは結婚式場である。

ゆり子は可愛い。すぐにときめく。てっきりプロポーズされたものと思い込み、ウルウル状態になった。違うのだ。翔の目当ては、式場で開催している無料の食事会。ただ単に、タダ飯を食いにきただけである。
好意的に考えれば、これって稼ぎのない男一流の甲斐性かもしれない。

翔は翔で考えている。モチベーションのないセルフネグレクト状態かと思いきや、彼には体幹がある。人を想う優しさを持ち、人に良く見られたい自意識だってある。

“だめんず”とばかり付き合ってきた先輩看護師・田辺聡子(佐藤仁美)が、翔のヒモっぷりを見るため、ゆり子の自宅へやって来た。ここで翔が発揮したのは外ヅラの良さだ。
ネットトレーダーだと身分を偽って聡子を出迎えた翔。身なりを整え、髪はバッチリ決めている。まるで、UNOのCMに出ている窪田正孝のよう。でも、仕事はしたくない。意識するのは見栄だけ。だから、ノートパソコンを開き、キーを叩いても、電源は入れずに画面は真っ黒のままだ。とりあえず名乗った職が「ネットトレーダー」というところも、自宅警備員の“なりたい自分”が透けて見えた。

翔にとって、ゆり子も与しやすい相手だった。翔のダメっぷりを察するや、うっとりしてしまうのだから。さすが、生粋。生粋のだめんずメーカーだ。

のらりくらりとやり過ごせてしまう翔。そこに、まともな人間からの追及が遂に来襲する。男の価値を仕事と年収のみで判断する、ゆり子の姉・桜子(片瀬那奈)の訪問である。

ヒモのつもりがなかった


桜子 単刀直入に言います。

ライター情報

寺西ジャジューカ

1978年生まれ。ブライアン・ジョーンズとビートたけしと前田日明と大江慎也と有吉弘行と篠田麻里子が好きです。ブライアン・ジョーンズと菅井きんと誕生日が一緒。

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「「ヒモメン」初回の失態を十分にカバー、川口春奈を想う窪田正孝は「愛すべきクズ」だ2話」のコメント一覧 1

  • 匿名さん 通報

    無職に怖いもんなし!常識もなし!!

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