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「半分、青い。」116話。子どもの言い間違いをかわいいからと正さない母親はありかなしか

2018年8月15日 08時30分 ライター情報:木俣冬
連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第20週「始めたい!」第116回 8月14日(火)放送より。 
脚本:北川悦吏子 演出:土居祥平
「半分、青い。 下 」文春文庫 北川 悦吏子
ノベライズ 

半分、青い。 下  文春文庫 北川 悦吏子

116話はこんな話


つくし食堂二号店をつくることになり、鈴愛(永野芽郁)は仙吉(中村雅俊)から五平餅の作り方の特訓を受ける。

五平餅の特訓


仙吉は厳しく、まるで秋風塾の五平餅版のようで。
「眠っとった赤ん坊がふっと笑ったような 起きるのかな・・・」(餅の焼き加減)
「五平五升」(五平餅がおいしくてコメを五升も炊いてしまうこと)
「ふぅ〜っと匂いがたつときがあるんやな その時(くるみを)潰すのをやめる」
等々、仙吉がいい台詞を言う。とりわけ「眠っとった赤ん坊がふっと笑ったような」は良い台詞。北川先生、その独特な表現を生かしてグルメドラマもいけるんではないでしょうか。

仙吉のスパルタは「巨人の星」の星一徹みたいと言う鈴愛。
そのへんから「明子」(星飛雄馬の姉)が見ているとまで。
明子見といえば、光江(キムラ緑子)が顔半分隠してのぞいていた回がありました。

カンちゃんのおつかい


カンちゃん(山崎莉里那)は保育園に行き始めた。
土曜日はお休み。カンちゃんは、晴(松雪泰子)に頼まれて、萩尾家にお届け物に行く。
卵焼き、蒸した金目鯛、五平餅。
カンちゃんは「オサカナ」を「オカサナ」と言う。
鈴愛がかわいい言い方だからそのままにしているそうだ。こういうことをタレントがSNSに載せたら炎上しそう。怒らない子育てとか、赤と緑の足りないお弁当とか、なにかと話題になりますから。

和子(原田知世)は、天使みたいな子が来たと大喜び。
弥一(谷原章介)も「女の子はふわっふわ」と嬉しそう。9話で、鈴愛(矢崎由沙)のこともそう言っていた。
谷原章介があの声で「女の子はふわっふわ」と言うとほんとうに良いものに聞こえてくる。

やってまったあ


カンちゃんは律が翼という男の子のお父さんだと知る。
「お父さんは高い高いする」と言ってねだる。涼次には「もう高い高いはしない」と言っていたのに。
でも律は高い高いした後「ドーン」と低い低い的なこと(急下降みたいな)もする。

鈴愛が特訓中だからか、そのままカンちゃんは萩尾家で遊んでもらう。
律は超絶技巧(?)でピアノまで聞かせてあげる。
なんで他人の家の子どもをかわいがって、自分とこの子どもとのふれあいが少ないのか・・・という視聴者の疑問は、宇太郎(滝藤賢一)が代弁してくれた。

ライター情報

木俣冬

『みんなの朝ドラ』5月17日発売。その他の著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』など。

URL:Twitter:@kamitonami

「「半分、青い。」116話。子どもの言い間違いをかわいいからと正さない母親はありかなしか」のコメント一覧 12

  • 匿名さん 通報

    >「オサカナ」を「オカサナ」  ドラマなのであれですが、現実的に考えればこれを直さない親はどうかと思います。保育園に通い始めたのならなおさらでしょう。他の子にからかわれる原因にもなるし。

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  • 匿名さん 通報

    いきなり「ブロードビーン」と言われても聞き慣れない言葉は聞き取りにくいし、なんのことかも分からない。あのシーンにおいて「ブロードビーン」という謎ワードは邪魔にしか思えない。

    9
  • 匿名さん 通報

    他人の子供が勝手に寝室を覗いて歌うシュールなシチュエーションなのに何故か日本人の琴線に触れ、いいシーンのように錯覚させる、そんな魔力が「ふるさと」にはある

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  • 匿名さん 通報

    > そんな魔力が「ふるさと」にはある   そして「ウサギ美味しい」というお約束のネタもある。

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  • 匿名さん 通報

    かんちゃんが保育園に通いだした描写はありましたね。制服姿で帰ってくるシーンで、ナレーションもついてたと思います。

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