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最終話「チア☆ダン」JETSとROCKETSのダンスの差を解釈。何が足りなくて、何が夢に繋がったのか

2018年9月15日 09時45分 ライター情報:むらたえりか
わかば「打倒JETSじゃないのう。だってJETSは、私たちをここに連れてきてくれたんやもん。私は、ありがとうって伝えたい。私たちのダンスで」

9月14日(金)放送の金曜ドラマチア☆ダン(TBS系列)最終話。
JETSに憧れて「打倒JETS」「全米制覇」を目標にしてきた福井西高校チアダンス部・ROCKETS。ついに、全日本学生チアダンス選手権・決勝大会のステージに立った。
イラスト/Morimori no moRi

JETSとROCKETSのダンスの差


太郎「みんな、本当にすごいの。ずっと夢見てきた場所に、本当に来てもうた。できっこない夢って笑われて、恥ずかしいこと、悔しいこと、いっぱいあったよな。けど、自分に負けんかった」
わかば「先生……」
太郎「ROCKETSのダンスを見ていると、元気になるんや。つらいことがあっても、明日は頑張ろうって思える。やで、君らのダンスでみんなを笑顔にしてきてくれるか」

夢ノートに、太郎(オダギリジョー)を「先生」と呼ぶと書いていたわかば(土屋太鳳)。しいたけを食べると書いていた穂香(箭内夢菜)。そんな小さな目標をひとつひとつ達成して、ROCKETS はJETSと同じステージで踊るところまで登ってきた。

春馬「お前らは、もう誰かを応援するだけじゃない。応援される人になったんや」
わかば「応援される人……」

大きな夢を掲げるROCKETSを馬鹿にしたり笑ったりしていた人たちが、仲間や応援してくれる人になっていた。そんな人たちへ感謝の気持ちを伝えるために踊りたい、とステージに立ったROCKETS。結果は、2位。JETSに勝つことはできなかった。

JETSや実際の大会優勝チームとROCKETSのダンスを比べてみると、その理由がちゃんとわかる。

JETSのダンスで印象的だったのは、最初にセンター・月子(小倉優香)が高く掲げられるリフト。その後も、しゃがむ、立つ、ジャンプ、ポンポンを高く挙げる、リフトなどの動作を駆使して、上下に立体的な振り付けの構成になっていた。ダンスの性質上どうしても平面的になるラインダンスと他の立体的な振りの緩急がついて、ラインがより美しく見える効果もある。

対して、ROCKETSのダンスは立つ(あるいはジャンプ)かしゃがむ(座る)かの二つで構成した振りが多く、立体の迫力はそこまで感じられない。その分、全員の動きが揃う美しさや、アイコンタクトで絶えずコミュニケーションを取る雰囲気の良さは際立つ。でも、振り付けの構成やそれに伴う技術の面で、1年半という短い期間ではJETSに及ばなかった。

ライター情報

むらたえりか

ライター/PR企画者。宮城県出身・女子校育ち。「アオシマ書店」で写真集レビューなどを執筆。ハロプロ、ヒーロー、ベガルタ仙台が好き。

URL:わたしとたのしいくらし

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