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今夜最終回「ゼロ 一獲千金ゲーム」最後の最後で小山慶一郎登場、グズグズの伏線をエブリー回収できるのか

2018年9月16日 09時45分 ライター情報:北村ヂン
NEWSの加藤シゲアキ主演のドラマ『ゼロ 一獲千金ゲーム』(日本テレビ系・日曜22:30〜)第9話。

何かにつけてゼロ(加藤シゲアキ)の一歩先を行っていたライバル・標(佐藤龍我)がリングを4個獲得したことによって、1000億円争奪ゲームも終了。

ここから先は、連載が休止しっぱなしな原作にも描かれていないゾーン。

脚本家の腕の見せどころなわけだが、……だいぶワケが分からないことになってしまった。
イラストと文/北村ヂン

最初に決めたルールだけはちゃんと守って欲しい


設定を聞かされた当初からモヤモヤしていて、今に至るまで「なんでこんなアレンジしちゃったの?」と、ずーっと引っかかっていた原作からの改変ポイントが、「1000億円争奪ゲームの勝利条件」。

原作では、制限時間内にリングを3個集めた者、全員が決勝戦に進めるということになっていた(結局、決勝戦は描かれていないが)。

一方、ドラマ版では時間制限なしで(それ故、ゲームは数日間にわたっていた)一番先にリングを4個集めた者が勝者となる。

微妙ではあるが、ストーリー展開に大きく影響してくる違いだ。

それだけに、何か重要な「理由」があって変えているのだと思っていたのだが、今ところはその「理由」も分からないまま。

標がリングを4個集めたことでゲーム終了かと思いきや、唐突に在全(梅沢富美男)が、

「ワシが望むのは最後の最後まで食らいつく、ヘビのような男だ」

とかなんとか言い出して、追加の20分間でリング4個に至ったものが標と最終決戦をするというルールに変更。

だったら、最初から原作と同様、決勝戦が別途用意されている設定でよかったのではないだろうか。

『カイジ』にしろ『アカギ』にしろ、福本伸行作品においては、バレない限りどんな汚い手を使っても、どんなイカサマを仕込んでいてもオッケー。

しかし、決着した勝負の結果には、たとえ主催者であっても絶対に従う。

「勝負には負けたけど、ワシが主催者だから血は抜かな〜い」とかはナシなのだ。

「勝負は決まったけど、やっぱ20分追加」みたいなことをオッケーにしちゃったら、「優勝者は決まったけど、やっぱ1000億円やらない」もオッケーになってしまう。

ギャンブルをテーマにした作品で、それは絶対やっちゃいけないことだろう。

穴のある脚本が気になって仕方がないのだ


決勝戦なしルールを採用したせいで、優勝する目がなさそうなボンクラたちがリングを集める意味も分からなくなっている。

ライター情報

北村ヂン

群馬県出身。ライター&イラストレーター。珍奇でバカでサブカルチャーなものが主な取材対象。「デイリーポータルZ」や「日刊サイゾー」などで執筆中。

URL:Twitter:@punxjk

「今夜最終回「ゼロ 一獲千金ゲーム」最後の最後で小山慶一郎登場、グズグズの伏線をエブリー回収できるのか」のコメント一覧 1

  • 匿名さん 通報

    小池の弟のようだが、それなら私怨であるので小池のゼロに対する悪意、ひどい行いも納得できる。弟の仇だった

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