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最終回「この世界の片隅に」すずさんの現在に驚愕ラスト!心配したりもしたけれど、これは良いドラマでした

2018年9月17日 10時00分 ライター情報:大山くまお
すずさんは生きていた! 

こうの史代原作、松本穂香主演の日曜劇場『この世界の片隅に』が最終回を迎えた。93歳のすずさんが現役のカープ女子として広島カープに声援を送っているラストシーンに驚いた視聴者も多かったと思う。
原作下巻

岡田惠和の筆がノッていた最終回


戦争は終わった。物資の窮乏に悩まされつつも、呉の北條家にも明るい笑顔が戻りつつあった。先週放送された第8話まででほとんどの原作のエピソードを消化しており、最終回はドラマオリジナルのシーンがふんだんに散りばめられていた。

すず(松本穂香)と径子(尾野真千子)の服をめぐるやりとり、物資を交換に行った幸子(伊藤沙莉)と成瀬(篠原篤)のやりとり、帰ってきたけどすずがいなくてむくれる周作(松坂桃李)と家族とのやりとりなど、ささやかながらクスッと笑えるシーンが続く。岡田惠和の筆もこれまでの回の中で一番乗っているように見える。

なかでも胸を打つのが、志野(土村芳)と消息不明だった夫・春夫(毎熊克哉)との再会のシーンだ。派手でもなく、いかにもなセリフもないのだが、土まみれの顔で夫を泣き笑いで見つめる土村芳の表情の良さで一気に持っていかれる。短いカットだが、2人を見つめてうっすら涙ぐんでいる伊藤沙莉も良かった。朝ドラなら志野と幸子のスピンオフが作られたんじゃないだろうか。短いカットといえば、すずを探しにやってきた周作を見つめるすみ(久保田紗友)のうれしさと羨望の入り混じった表情もすごく良かった。

ふとした折に円太郎(田口トモロヲ)の「終わったんじゃのう、戦争」という言葉が胸にしみる。物がなくても、戦争さえ終われば、命の危険に怯えることがなくなれば、人はこんなにも明るく生きていける。

「ここはあんたの家なんじゃけえ。我慢しとったらおかしゅうなるよ」


「広島も心配じゃけど、呉はうちが選んだ場所ですけ。うちは呉の北條すずですけ」

『この世界の片隅に』は、すずの居場所をめぐる物語だった。自分の意志ではないところで夫が決まり、住む家が決まり、その家のために働くことが決まる。今から考えれば、ちょっととんでもないことなのだが、その中ですずは夫との愛情を育み、家族から愛され、隣人たちとの友情を築いて、自分の居場所を見つけることができた。

原爆投下後、広島に残された家族の消息を伝える祖母のイト(宮本信子)からの手紙を読んだすずをいたわるサン(伊藤蘭)の言葉も胸にしみる。

「泣いてええよ。

ライター情報

大山くまお

ライター。著書に『野原ひろしの名言』『野原ひろしの超名言』(双葉社)、『名言力』(ソフトバンク新書)、『中日ドラゴンズあるある』(TOブックス)など。

URL:Fire Stone and Water

「最終回「この世界の片隅に」すずさんの現在に驚愕ラスト!心配したりもしたけれど、これは良いドラマでした」のコメント一覧 5

  • 匿名さん 通報

    平和を語ると反日になるとはね!キチガイばっかりか。呆れるよなあ。

    54
  • 匿名さん 通報

    >「泣いてええよ。我慢せんでええ。ここはあんたの家なんじゃけえ。我慢しとったらおかしゅうなるよ」  名台詞でしたね!

    27
  • 匿名さん 通報

    最後の最後のプロットまで劇場版の片渕監督の発言をパクっておいてSpecial Thanksの一言ですか。原作者のこうの史代も呆れるわけだよ。

    26
  • 匿名さん 通報

    2018/09/17 11:19にドラマを語る資格なし!馬鹿は黙って首でも括れ。

    21
  • 匿名さん 通報

    >生きることは食べることだ。  かつての、「ごちそうさん」朝ドラでも、同じことを言ってましたね❗

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